8話目 安藤さん、10歳になる。 後半パート



さぁ、ついに!私のステータスを見るときがやってきた!ちなみにだけど、私は鬼のように強い親から鍛えられています。現在進行形で。

なのでまぁ、そこらへんのチンピラも倒せます!

強くなったナー私。


これが!私の!『ステータス』だァァァ!




【個体名 アンドウ・ミカ・ゼルディア Lv1

    職業:なし 種族:ハーフエルフ

    HP:2000 MP:☓

    攻撃:2400 防御:1100

    魔攻:☓ 魔防:4000

    俊敏:3000


スキル:魔術の神聖(成長途中)

   :鑑定Lv6

   :社畜精神

   :ホープ・インフィニティ

   :初級剣術Lv10

   :中級剣術Lv10

   :上級剣術Lv2


称号:魔術師の神聖

  :働き者(社畜)

  :想い                  】





強く……なりましたね…。

未だに信じられないよ…、これは……。


まず、ステータスだが、MPもバツマークがついてしまいました、テヘ!

その他を見ても、Lv1でこの強さとは…。

いやー、チートだな、間違いなく。

ちなみに。各ステータスが1000を超えていればすごいことらしい。防御が低いのは何故だろう。



あれか?

攻撃を

   される前には

         倒しなさい

                ってことかな?




そして。魔術の神聖のスキルに(成長途中)という物が付きました。なんだろね、これ。私にもわからない。成長途中ってことは更に強くなるのかな?



そして。いつゲットしたかわからないスキルが一つ。


ホープ・インフィニティ。何だこれ?

確か、私が拾われたときのやつだったけど…。



効果を見るのが怖くて見てない。

折角の機会だ!見よ。



[ホープ・インフィニティ…ユニークスキル。

想い、感情を力、エネルギーに変換する。

変換する想い、感情によって強化される力、エネルギーが変わる。

発動中は変換される感情が増幅される。]







思わず息を呑んだ。このスキルはユニークスキル。しかも魔術の神聖と同格、もしくはそれ以上の可能性を秘めたスキルだ。感情のままに力を使う。それは多くのメリットを打ち消すほどのデメリットが存在する。



怖いよー、これ。どうやら発動のオン・オフは自分でするみたい。………使わないでおこ。




というわけで、私、強い!



そんなこと考えながら私はベッドにダイブ。

そのまま眠りについた。










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いつも読んで頂きありがとうございます!

@Ryu-neです。


今回は補足説明をします。

説明する点がいくつかあるので。



まず、鑑定のLvが上がるとどのようなことが起きるのか?


レベルが上がると、対象の情報が細かく表示されます。レベル、ステータス、スキル、称号、『果ては何体のモンスターを討伐したか』や『犯罪を犯したことがあるか』などです。その人の半生を見ることはできません。また別のスキルになってくると思います。


もう一つは格上の相手にも通用することです。自分と対象のレベル差が10レベル以上あると情報の一部が欠けてしまいます。20もあると完全に見えません。レベルは自分のレベルです(スキルレベルではありません)。



次に安藤さんの社畜精神について。

状態異常無効と言いますが、オン・オフが可能です。作中に安藤さんが眠るシーンがありますが、あのときはオフにしています。

案外自由度が高いです。


長くなりました!ほんとに申し訳ない。

また全部の説明をしないといけないかな…。


とりあえず王都編の前には全部の説明をしてしまおうと考えています。


これからも「安藤ミカさん!手加減してください!世界が滅んでしまいます!!〜手加減してもチート級!?な転生ハーフエルフの異世界魔術師物語!」を楽しく読んで頂けると幸いです。

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