019 猫の時の彼女達の思い出


 思い出してみたら、猫の頃は言葉も話せなかったから、ほとんど会話して無かったよなぁ。

 彼女達の猫の頃は甘えん坊で寝る時はみんな布団に入って来て、邪魔しちゃいけないと、寝相が変わらなくなっていたな、

朝起きても同じままだった。

 一緒に寝たくてわざと暖房つけないでいたのは、私が寂しかったのか?




 仕事に没頭している時はわざとパソコンの上に寝てかまって下さい!

 アピールして来たのは正直、嬉しくて、めちゃくちゃ撫でてあげたのは

 可愛いかったから。


 この子達は生まれて間もないから。

 親がわりだった。

 イタズラした時はわざと私の前に座らせて、通じない言葉で説教してたのは、叩くことは間違いだと思っていたから、それと怒っているって通じると思って信じていたからだ。

 怒っている時はちゃんと動かずに聞いていてくれてた。私が勝手に思っていたのは、この子達は私を認めていてくれているって思っていたからだ。( 思い込み)


 怒っている途中だけど菫が怒られている子をなぐさめて舐めていたのを見たら、怒る気持ちがなくなったのは、言い過ぎているかもって思っていつもそこで終わる。

その菫の行動を見たら、その時この子達は感情があるのを知った。


 そう思ったあとは、この子達は責任持って、一緒にずっと居る事を自分の運命と思った、しっかりこの子達を私がちゃんと育てていかないとって、まだまだこれからもずっと一緒に居るのは決めてたから。


 家には、人間を入れなかったというより、来る人はい居なかったなんだけどね、仕事場はネットでしてたから家には誰も来ないんです。


 皆に個性というかそれぞれ性格が違うのもなんか家族関係に似てたのを思った。


 だから、もしかして人類とこの子達と天秤にするとしたら、私はこの子達を人類よりも上だな。

 彼女達を幸せにしたい、自分なんかより。

 それだけは必ず成し遂げる、これが私の新しい人生に変わった。


そうなると、人類がいなくなるとこの子達にも良くないのか、変な感じになった、なんかパラドックスみたいだ。

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