008 海だ水着だ!初めての!
早速、海に着いた、時間もまだ十四時だから、泳ぐには問題ない。
桔梗がみんなの水着をスマホから検索したのを選んでもらい
更衣室みたいな場所で服を水着に変えた。
桜はヒラヒラが付いたピンク色の水着だ。良く似合う。
向日葵は黄色のビキニで中学生にしては胸が大きいがスポーツタイプだから向日葵らしい。
桔梗は紫色のビキニで水玉模様がある、桔梗も胸が高校生にしては大きい、
特に気にはしないのは私が猫だからである!
菫もビキニなのだが色は赤色で背が高いから目立つ、菫だけは胸が大きすぎる!
ついでに私を抱きしめて胸に押し付けて、苦しい。なんでみんな標準以上なんだ!
「 弓弦さんどうですか、私の水着姿を見て興奮しますか? 」
私の前で色々ポーズをしている。
ここは大人しくしておこうと思い。
「 綺麗です、よく似合ってます。猫だから興奮までは分かりません。」
と言っておいた、機嫌を損ねたら面倒だ。
声を出さなければ外国人である。スタイルもモデル並み。菫の願望なのは言うまでもない。
今まで、彼女もいたことない、私には新鮮でまた心の中で叫んだ。
( 生きてて良かった! )
リアル水着姿は初めてなので私の目が大きくなるのは当然なのは言うまでもなく当たり前だ!( 猫だけど男なので )
彼女達を見守りながらついでにあたりも見渡す。
ナンパされたら後々面倒だからね!
彼女達は初めての海に感動して走り回って、追いかけっこしていが・・・・・・
『ついにその時が来た!』
初めて海に足をつけようとしている、彼女達の緊張が伝わる、菫を筆頭に手を繋ぎながら、四人が初めての海に挑戦するところだからだ!
猫だからもともとは、始めは菫を筆頭に手を伸ばしながらそーっと足を海につけた。
「 冷たい! ほれほれみんなもやって見て! 」
はしゃいでる菫の声に反応して三人がそーっと足をつけ始めた。
息ぴったりにこう言った。
「 冷たいーー! 」
見ていて、じれったいので、私は『ダッシュヘッドバット』ただの走って頭突きしただけだが、菫のお尻にお見舞いした。
手を繋いでいたので、ドミノの様に海に倒れ込む。 ( バシャンッ )
私はもちろん直ぐに戻って彼女達の悪戦苦闘を笑いながら見ていた。
『 猫だから表情は変わらないけどね! 』
人間だったら手を叩いて笑うところだ、深さは膝くらいなのに
完全にパニックだ、仕方ない教えてあげるか。
「 おーい! 」
「 落ち着いて、立って見て! 」
「 とにかく、立ち上がれ! 」
聞こえたらしく、みんなが立ち上がりこっちを見て、
息ぴったりにこう言った!
「 シャーーー! 」
相変わらず、猫が抜けてないなあ〜 流石に怒れないので、声に出さずに目を大きく開いた後にゆっくり目を閉じた。猫で言う、ごめんなさいである。もちろんそんな気持ちは無い。
その時、私は目を閉じていたので、彼女達の後ろから少し大きめの波が来たのに気づかなかった。
四人は波に呑まれて菫と桔梗の水着が流されたのを見て私は、初めて、
リアルオッパイ見た!
( なんか、こんなはずでは無い! )
初めては、好きな人でないと、なんてことは梅雨ほどにも思わない。
( 感謝します!!! )
すかさず、桔梗の能力で二人の水着は戻った、そして、トボトボと、
私の方に来た。
『 海は怖いので、此処で見ることにします。 』
みんなは揃って、体育座りをして、海を眺めてる。
次はプールにしようね。彼女達をなぐさめた。
私は彼女達に海の遊びを一つ教えて見せた、小さなバケツを一つ買って
菫と交代で私が人間に戻った。周りを確認して恨みの気持ちを出さないように。
バケツ一つでシンデレラ城を作って見せた、かなり大きのを。
ちょっとしたひとだかりができた。
もちろん、彼女達は感動していた!
「 弓弦さんはカッコイイです! 」
まんざらでも無い。
「 砂でお城ができるなんて、知らなかったです、私もやりたい! 」って、桜が言ったので、一緒に作り始めた。
今はこれでいい、彼女達のやりたい事を思い切りやってからでも、人類よりも彼女達を私は選ぶ!
もう、始まっていると、菫が言ったのだから。
まだ世界には認識してないようだから、先手を打てるかが、あとは向日葵に聞いてもらおう。
「 向日葵、今近くで話せる生き物は居る? 」
「 そうだね、どれでもいいの? 何か気づいたことでもあった? 」
「 何を聞きたいの? 」
「 簡単な事、気持ちというか、人間に対しての事を聞けるかな? 」
「そうだなぁ〜 できれば、植物がいい。」
向日葵は直ぐに答えた。
「 了解です! 」
「 ちょっと待ってね、ふむふむ、なるほど。」
「 よくは思われてないよ、不自由だって言ってるよ、好きな場所に行けないって、仲間もだいぶいなくなったって言ってるよ怒ってるねかなり! 」
想像通りの答えだ、何も言えない謝ることも失礼かもしれない、人間は気づいていないだろうけど、自然破壊とは思っていないだろう。
旅行の目的は海を見せたかったから!
とりあえず彼女達の願いを一つは叶えてあげれたかな。
みんなそろそろ、日が暮れるよ
「 一緒に海が太陽を食べるところを見よう。」
わざとビックリさせる言葉を言って見た。
また息ぴったりにこう言った。
「 海が太陽を食べるの! 」
「 まあまあ見てればわかるよ、その後に夜が来る。」
一緒に夕焼けを見て、五人の影が長く伸びた。
少し肌寒くなってきたので、みんなでホテルに向かった。
明日帰るから最後にお母さんのお店に行ってから、帰ろうか。
また息ぴったりにこう言った。
「 また、食べたいあのお店の料理! 」
わかりました、私は猫に戻してね、ホテルは四人と一匹だからね。
菫と交代で私は猫に戻った、彼女達も人間に慣れてきたみたいだ。
「 そういえば、お風呂入れるのか? 」
海の水は怖そうだったけど。
「 みんなはお風呂は大丈夫なの? 」
また息ぴったりで言った。
「 お風呂は大丈夫ですよ。 」
息ぴったりに私に言った。
「 良かったです、人間はお風呂に入りますからね。」
「 私は猫だけど毛が無い猫だから、お風呂は好きなのです。」
此処には露天風呂があるから、ホテルに聞いてペットも一緒でいいかは確認済みです。
「 遅い時間に行こう、あまり人がいない方が気が楽だからね。」
「 その前に夜ご飯を食べよう、そろそろホテルのご飯が来る時間だから。」
「 あとは、ゆっくりしてください。」
そのあと私は夜の猫の生活を楽しんでみたかったので、菫ちゃんと一緒に夜の散歩に出かける約束をして、三人が眠るのをソファの上で横になって待っていた、三人が寝たのを確認してから。
菫ちゃんにお願いした、私と菫ちゃんが帰るまで、大人しく三人が待っている様に書き換えてと。
菫ちゃんは直ぐに返事をして、書き換えたあとに私を抱えてホテルを出たあとに、猫に戻った、菫ちゃんは真っ白な猫になった。
目的は無いが猫になって外を散歩してみたくなっただけだ。
この後まさか本物の猫と話を出来るとは思わなかった。
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