お姫様、逃げる
「あれ、
「え、えぇ!? そんなこと!」
あわてて
「な、
「そうですか?」
「う、うん」
「ふぅん?」
「……」
「……」
そっぽを
もうあの
「ねえリンダ。
「
「あれ?
「いやですわ
「へえ、そうだったっけ」
「もう
そう
やっぱり
そして
さあ
「ねえねえリンダ」
「はい」
「ちょっと
「
にっこり。
しまった、
ならば……!
「あ、じゃ、じゃあそれは
「
「
「まあ
「うるさいわねー」
「
「じゃ、じゃなくて。
「
「それで……」
「ご
「――あ、でも
「お
「……そ、そう。そりゃ
「
「ん! う、ううん!
く、くそぅ……。
こうなったらもう
「それでは」
「あ、で、でね?」
「まだ
「
「ああ、そうですね。まだ
「なら
「うーん、とても
「
「で、でも……」
「
ずずずいっと
「う、うーん、そうですよね……では
――ぱたん。ガチャリ。
……、……。
ふっふっふ。
クローゼットの
ふーむ、
じゃあ……。
ふと
これなら? ――
「よし!」
ロープを
「あれが、
その
はやる
「
そのまま――!
――と!
シュルルッ!
カーテン
「ほどけないでほどけないでほどけないで!」
お
シュルリン!
「きゃあああ!」
ドシーン!
――、――。
「
* * *
「いててて……ここどこ?」
ちょっと
これは
レースが
と
そうやって
「
「……」
「あ! あそこにUFOだぞぉ!」
「……、……」
「ああっ! お
「……、……、……」
「あぁーれぇーい!!」
「……、……、……、……」
や、
「もう、どきなさいよっ!」
イライラしてぶんと
あはっ、あーした
「やば、
こつん!
「ぷぎ!」
……やっちゃった?
「きゅう」
いや、ラッキーだ!
「
もうちょっともうちょっと!
もうちょっと!
「
ずざざざ!
ガシャン。
(つづく)
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