第39話

 「・・・先に、お風呂入るね」


 橋本さんは、お風呂へ入っていった。

 俺は部屋の椅子に腰を下ろし、・・・緊張していた。


 人とは緊張していると時間の流れを早く感じるもので、さっきお風呂へと入っていった橋本さんが、気づいた時には、お風呂から出てきて「次、いいよ」と。



 

 先輩がお風呂へ入っていった。


 「ううぅぅ!!!!、遂に、遂に私と先輩が結ばれる」 


 そう思うだけで、胸の奥が熱くなってきて、私は今にやけている。


 「♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪」

  

 私がこんなにも、胸高鳴っている中、私の携帯電話が鳴り始めた。

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