第5話(1/2)
「・・・はぁはぁはぁ・・・橋本さん。すいません」
「えっ。先輩どうしたんですか?」
走ったせいで荒くなった息を整える。
「これ、コンビニで忘れて行ったらしくて」
橋本さんに封筒を手渡す。
「わぁ。わざわざ、すいません。ありがとうございます」
橋本さんが封筒を受け取ったので、これでもう、用はない。ここを後にしようとすると橋本さんにお礼に飲みに行かないかとと引き留められた。
飲みに行くのは別にいい。だが、元後輩—ましてや年下に奢られるのはいい気分でない。なので、お金は自分が出すという事で、橋本さんと飲みに行くことになった。
俺のカバンの中で
何度も携帯が呼び出しのコールを鳴らしていたのに、走っていたため、気が付かなかった。
その後、一件のメールが入った。
送り主は俺の元カノ。
内容は、今度俺に会いたいというものであった。
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