第28話

「ゥン……✨👩‍❤️‍💋‍👨✨✨💕」

 一瞬、全身に電撃が駆け巡るような衝撃だ。


 このまま一気に、口の中へ舌を挿し込もうとした瞬間、『ブゥ〜ン、ブゥ〜ン』とスマホのバイブ音が響いた。



「ううゥ……😳💦」僕のだ。

 こんな大事な時に……!!


 いったい誰が!!

 慌てて、スマホの着信画面を確認した。



 『万丈社長』と記されてあった。



「ン……? 社長かよ!! なんだ……。

 せっかくこれからだったのに。

 チィッ」

 僕は舌打ちをし、立ち上がってスマホを繋いだ。

 あの酔っぱらいが。

 こんな時間に何か用でもあるのか。



「ハイ、もしもし……」

 亜蘭を起こさないように注意を払い、照明を暗くして部屋を後にした。




『おおォ……、ポーか? ケッケケェ……』

 ご機嫌な様子だ。


 やはり酔っているみたいだ。

 








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