第26話 😴💤

 一気に下半身が熱く火照ってきそうだ。



「ン……」このまま心持ち唇を尖らせれば、キスが出来るだろう。

 もちろん僕はキスをしたことがない。

 人生始めての口づけだ。


 しかし寝ている女子の唇を奪うなんて完全にセクハラと言えるだろう。

 間違いなく犯罪だ。


 だが可愛らしい寝顔を見ていると、無性にキスをしたくなってくる。



「スゥ〜……😴💤 スゥ〜……💤」

 規則正しく頬を撫でていく甘い寝息が僕のよこしまな心をさぶる。

 

 いけない事とは解っていても欲望にはかなわない。



『よォ〜し、このままキスをしてしまおう✨🤤✨✨』

 キスくらい欧米では、たかが挨拶だ。



 深く考えることはない。








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