杉貫十械 歌詞集

何か気付きそう

ライ麦（むぎ）畑（ばたけ）を　影（かげ）を追（お）い　走（はし）って行（い）くと

誰（だれ）も　つかまえない　見（み）ようともとしない

その影（かげ）は暗（くら）い崖（がけ）底（ぞこ）へ　飛（と）び込（こ）んでいってしまう

空（そら）を背（せ）に　のぞき込（こ）む　自（じ）分（ぶん）の顔（かお）　遠（とお）く　見（み）えて

急（きゅう）に寂（さみ）しくなると

月（つき）の夢（ゆめ）へ

ポーラータイ吊（つる）す　停止（ポーズ）の体（たい）から

まるでπ(パイ)刻（きざ）む　秒（びょう）の隙間（すきま）へ

バーのマッチ　灯（あか）り代（が）わりに

全（すべ）て止（と）まる場所（ばしょ）を目指（めざ）す途中（とちゅう）

８０億（おく）の思（し）考（こう）も一本（いっぽん）のログに収（おさ）まる速（そく）度（ど）では

自（じ）分（ぶん）さえ通（つう）過（か）しそうで

何（なに）か気（き）付（づ）きそうになると

次（つぎ）の夢（ゆめ）へ

ある晩（ばん）　ある晩（ばん）　目（め）が覚（さ）めれば

死中（しちゅう）か　中間（ちゅうかん）宿主（しゅくしゅ）体内（たいない）で

僕（ぼく）は言葉（ことば）、言葉（ことば）を届（とど）けるべく

脳（のう）へ　脳（のう）で

宿主（しゅくしゅ）の苦（く）悩（のう）知（し）り、理（り）想（そう）と

理（り）想（そう）と宿主（しゅくしゅ）

秤（はかり）にかけ　決（き）めかね

動（うご）けなくなる　動（うご）けなくなると

罪（つみ）の夢（ゆめ）へ

太（たい）古（こ）の

綺（き）麗（れい）な山（さん）河（が）　山（さん）河（が）　山（さん）河（が）

サンが照（て）らして

湖（こ）畔（はん）に並（なら）んだ

僕（ぼく）の影（かげ）が　走（はし）りだす

ライ麦（むぎ）畑（ばたけ）を　影（かげ）を追（お）い　走（はし）って行（い）くと

誰（だれ）も　つかまえない　見（み）ようともとしない

その影（かげ）は暗（くら）い崖（がけ）底（ぞこ）へ　飛（と）び込（こ）んでいってしまう

空（そら）を背（せ）に　のぞき込（こ）む　自（じ）分（ぶん）の顔（かお）　遠（とお）く見（み）えて

ポーラータイ吊（つる）す　停止（ポーズ）の体（たい）から

まるでπ(パイ)刻（きざ）む　秒（びょう）の隙間（すきま）へ

バーのマッチ　灯（あか）り代（が）わりに

全（すべ）て止（と）まる場所（ばしょ）を目指（めざ）す途中（とちゅう）

８０億（おく）の思（し）考（こう）も一本（いっぽん）のログに収（おさ）まる速（そく）度（ど）では

自（じ）分（ぶん）さえ通（つう）過（か）しそうで

何（なに）か気（き）付（づ）きそうになると

触（ふ）れてしまいそうで

何（なに）か気（き）付（づ）きそうになると

何（なに）か気（き）付（づ）きそう

何（なに）か気（き）付（づ）きそう……

動画 = https://sn10.jimdofree.com/music/