杉貫十械 歌詞集

指を解く指

あの日（ひ）から　ずっと

あの日（ひ）から君（きみ）と　僕（ぼく）との別々（べつべつ）であるはずの道（みち）では

捨（す）て切（き）れない想（おも）いが　誰（だれ）でも君（きみ）に変（か）え

見（み）せる夜（よる）の影（かげ）絵（え）　僕（ぼく）も知（し）らないほど

分（わ）け合（あ）う思（おも）い出（で）は　多（おお）い方（ほう）がいい？

空（むな）しさ打（う）ち消（け）すように　強（つよ）く抱（だ）きしめた痛（いた）み

髪先（かみさき）で鈍（にぶ）く光（ひか）る滴（しずく）を　見（み）れば走（そう）馬（ま）灯（とう）

君（きみ）に似（に）せた　誰（だれ）かに埋（う）もれ　消（き）えてしまいそうな

秒（びょう）間（かん）刻（きざ）む巻（ま）き戻（もど）しのフィルム

目（め）を閉（と）じればいつも

君（きみ）が映（うつ）って　声（こえ）が途（と）切（ぎ）れ　泣（な）いてしまいそうで

僕（ぼく）も

消（き）えてしまうほど　好（す）きなる方（ほう）がいい？

寂（さみ）しさかき消（け）すような　すれ違（ちが）いの日々（ひび）で　今（いま）も

あの日（ひ）から　ずっと

同（おな）じ　声（こえ）が　面影（おもかげ）が　揺（ゆ）れて　消（き）えて

捨（す）て切（き）れない想（おも）いが　誰（だれ）でも君（きみ）に変（か）え

見（み）せる夜（よる）の影（かげ）絵（え）

僕（ぼく）の知（し）らない事（こと）

失（うしな）うなら　最初（さいしょ）から無（な）い方（ほう）がいい？

罪（つみ）を分（わ）け合（あ）うように　交（まじ）わり　触（ふ）れ合（あ）う日々（ひび）で

袖先（そでさき）つかむ指（ゆび）を解（ほど）く指（ゆび）　今（いま）何処（どこ）にいるの？

君（きみ）に似（に）せた　誰（だれ）かにさえ　探（さが）してしまう　君（きみ）を

耳元（みみもと）の近（ちか）く小（こ）声（ごえ）で誓（ちか）う　この台詞（せりふ）も

君（きみ）でなければ　意味（いみ）が無（な）くて　目（め）を背（そむ）けてしまう

髪先（かみさき）で鈍（にぶ）く光（ひか）る滴（しずく）を　見（み）れば走（そう）馬（ま）灯（とう）

君（きみ）に似（に）せた　誰（だれ）かに埋（う）もれ　消（き）えてしまいそうな

秒（びょう）間（かん）刻（きざ）む巻（ま）き戻（もど）しのフィルム　目（め）を閉（と）じればいつも

君（きみ）が映（うつ）って　声（こえ）が途切（とぎ）れ　泣（な）いてしまいそうで

僕（ぼく）らは

定（さだ）めならばと　許（ゆる）されない方がいい？

僕（ぼく）の中（なか）　映（うつ）る君（きみ）と　今（いま）、どこかにいる

君（きみ）へ　愛（あい）してる

動画 = https://sn10.jimdofree.com/music/