製作日記 其の27
自分が望むこと、自分が読みたい小説と、書けるもののギャップがねえ……
なるべくそっちの方は見ないようにしているが、うまくいかなくなるとどうしても目が向く。
不満が勢いを削ぐ。文章が失速して、展開が見出せなくなり、方向感覚が狂って話があらぬ方向にさまよいだす。
出来を気にすれば気にするほど、ネガティブなスパイラルに嵌って抜け出せなくなる。
そういう精神状態に陥ると、AIが返してくる文章から斬新な意味を読み取れなくなって、
小説は完全に行き詰まる。
自分の力に絶望するのは自然なことだ。幻滅は必至だ。少なくとも、実現可能なことだけを望んでいては、面白いものなんて絶対に作りだせないだろう
今のところ10万字弱。ここが踏ん張りどころだ。
チラつく理想をはねのけて、最高と最悪の間を行ったり来たりしながら、ここを乗り切らないと小説は書き上がらない。
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