第19話

「ゲーム機なら、私が買ってあげるよ?」


「プロゲーマーって年収凄いんでしょ?

確か、、2000万...!

私、一生ついてくなぁ。シンジなら!」


「は?一度、ゴミのように捨てたくせに

よく言うよ!」


「帰れよ、さっさと...!

俺はな、彼女がいるんだよ、

お前とは性格、まるで違う、彼女がな!」


「な、なによっ、あんな地味な女の

どこがいいのよっ、、!

私の方が数千倍はいいおん...」


俺は頭にきたので。


言いかけの言葉を聞かずして、ドアをバタンと閉めた。


外は寒い。


マイナス四度くらいか。


林ユーコは、暫く、

ドンドンドンドン!と戸をたたいてたけど。

やがて諦めたとみえて。

音がしなくなった。


自分の家に帰ったみたいだった。

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