応援コメント

第95話 西の森の確認2 ワイバーンの巣」への応援コメント

  • 小さい生物は脅威ですよね。現在の人類だって、ネズミやゴキブリを筆頭に恐れるべき生き物のほとんどは小さい生物です。

    そして、ワイバーンの憐れむべき生態の説明が見事でした。ジョアンの憐れみが読者としても共感できるものとして伝わってきました。

    作者からの返信

    巨大な生物の天敵は、やっぱり小さな生き物ですね。ニャルさま様の書かれているとおり、人間だって小さい生き物に多くの命を奪われているので。ある程度の釣り合う大きさが数匹なら退治も出来ますが、アリくらいの大きさの生物数万匹に襲われたら敵わんです。
    グンタイアリとか日本にいなくて良かったです。

    ワイバーンも巨大な生物であるなら、その生に対する憐れみというのも人は持ちえるだろうと、特にこの世界の常識に疎い転生者ならそうなるんじゃないかと思い描きました。実際は見敵必殺のキュークスの言ってることの方がこの世界では正しいでしょう。
    でも、そうした他の存在への関心というものが人間を人間たらしめる部分なんじゃないかと思ってます。
    まあ行き過ぎると破滅しちゃいますけど。

  •  自然に生きるのって難しいですねぇ。

     キュークス君が言っている事が全て間違っているとは思えません。大部分の人がそう考えて行動しているのではないでしょうか。

     どこに妥協点を置くか。難しいですねぇ。

    作者からの返信

    キュークスが言ってることは間違ってないです。強大で恐ろしい存在の芽を無力なうちに摘むというのは、当然の選択です。
    そうでないと自分達の存在が揺らぐ訳ですから。
    そこで、自分の意思を貫いた訳ですから、ジョアンは今後、己の責務として暗き暗き森のリューズの故郷の集落周辺にワイバーンの被害を及ぼさないことを負った訳です。
    何かを通そうとすれば、それ相応の責任が生じる訳です。
    ジョアンに信をおく、マリスさんの信も問われるわけですから責任重大なのです。