作り始めたところから、「こたつかな」って思っていたので、合っていて嬉しかったです。ちょっとした謎解きみたいで、わくわくしちゃいますね。
転生物の異世界ファンタジーって、現実とファンタジーの調和が面白いんですね。
私は普段転生物はあまり読まないのですけど、「なるほど、皆さんこういうことがやりたかったのか」と大変勉強になりました。
魔法はあるけれど、それに現代の技術を取り入れて応用する。面白いなと思います。
なんだかこちらの世界は、歴史の部分も含めて現代と似通っている部分も多いのでより親和性が高いですよね。
それにしても、石炭のことなど、地に足のついた知識が用いられていて、つい「なるほど」と読みふけってしまいます。小説のことをそっちのけにしても、純粋に勉強になりますね。
桁くとんさんは、元々博学な方なのでしょうか。それともこちらの作品を書くにあたって、たくさん勉強されたのでしょうか。差し支えなければ、教えていただきたい……
三歳でこんなにも優秀だと、これからどんどん期待されていきそうで、それがちょっと心配だったりはします。笑
作者からの返信
はい、勘の良い方はすぐわかるコタツです。
If様のおっしゃるとおり、現実の過去に近い世界で、魔法も大したことが出来ない状況で、現代知識チートってできるのだろうか、というのが出発点になったお話です。
現代日本人が過去のヨーロッパに似た世界に行ったら様々な不満や物足りなさを感じると思うんですが、その中でも寒さって人にも生物にも最大の障害だと思うんですね。そこはもう少しえぐいエピとか入れて強調しても良かったかなと思う部分です。
多分現代人の感覚で過去の生活をしたら寒さでまず参る筈なんですよね。
エレファントカシマシのボーカルの宮本浩次がまだ売れて無い頃、江戸時代の生活に憧れて江戸時代の暖房器具(火鉢)だけで生活していたら東京でも体調を崩して瀕死の目に会い、それを見つけた友人だか家族だかが持ってきた石油ストーブの暖かさを感じて深く現代文明に感謝したって話が凄く頭に残ってます。
転生者のジョアン君も現代人感覚なので寒さには耐えられなかった訳です。
最もジョアン君は元々単なる一般人なので、知っている知識も一般人止まり。次の話の暖房なんかは本来ならボイラー技士の知識とかが必要な筈なんですが、現地の優秀な人の協力で何とか、という感じにしてます。
それで博識とお褒めいただいて恐縮ですが、知識面はやっぱり文明の利器の情報検索に頼っています。思いつく時はうろ覚えの知識で思いつきますが、やっぱり一度は調べてからにしています。
けっこう王侯貴族の生活はネットにも情報があったりしますが、実際の庶民の生活などはほとんどなかったりして、すごく困ることが多いです。
書きたかったネタも、情報が少なすぎて書けなかったものもあります。
実際の1750年頃のヨーロッパの生活って本当に思っていた以上に足りていない状況で、少し後に出てくる洗濯板も1790年頃にようやく普及したようですし、暖房器具も本当に暖炉と石を温めた温石くらいしかなかったようです。
転生先として人気が出ない訳ですね(笑)
三歳で変な子供と思われるリスクを冒してでも、寒さを何とかしたかったジョアンの行く末は、案外普通かも知れません。
時々でもいいので見守って下さると嬉しく思います。
湯たんぽにコタツ、日本的になってきた。
作者からの返信
日本のこたつと湯たんぽはローコストハイパフォーマンスなんです。
意外に中世ヨーロッパだと暖房器具は本当に暖炉と温石しかなかったみたいです。
lachs ヤケザケ様、今後もどんな日本化が出てくるか、私自身も楽しみです。
湯たんぽがうまく言ったと思ったら、こんどはやっぱりこたつでしたか。それに大仕掛けでとてもちょっとやそっとじゃできない暖房器具?一体何でしょう?セントラルヒーティングでも考えている。暖炉の煙突の排気管を部屋の側面や床を這わせてやるようなやり方だと、床暖房やセントラルヒーティングに近いことができるかな?どんなもんか楽しみにしています。
それと、東の果ての国の調味料、お味噌、日本人なら、その味に慣れ親しんでいますから、食べたくなりますよね。漬物もいいですが、やはり、朝の味噌汁は食べたいですね。
作者からの返信
けっこう中近世のエウロパは暖房と言う面では遅れていたみたいなのですね。本当に寒さが厳しい北欧やロシアだとペチカとかあったみたいですが。
元日本人ですから、暖房というだけではなく他の面もカバーするものではあります。
ただ、牛刀をもって鶏を割くみたいなことにはなってます。
アサリの味噌汁でたくわん添えたおにぎりを食べたいと異世界転生したら思うんじゃないかな、ということで味噌は大事です。