湯たんぽに干し柿、懐かしくも便利なものです。
それにしても、教会というのはどこも同じなんですね。先生はマルチンルターのような改革派ということでしょうか。すべての悲劇は無知と傲慢から発生します。そういう意味では権威主義的な教会にはうってつけですから。宗教は正しく扱えば心を豊かにしますが、一歩間違えれば真逆に害ばかりが目につきます。
作者からの返信
この世界の「オーエ教」という宗教は免罪符を売っていたのかはわからないですけど、長年の膿というのは溜まっていて、それに反対する者が改革派を立ち上げたのでしょうね。
巨大な、歴史ある組織というのはどうしても幹部構成員に驕りが生まれるもののようです。人の心身を救うための組織の筈なのに、自らを権威付けして己の利のために民を迫害するようになってしまうようですね。
ドノバン先生の属する改革派はそうした守旧派を批判し分派していますが、改革派自体もこの組織の腐敗に自覚的でないと、同じ轍からは逃れられないだろうと思います。
湯たんぽや干し柿など、昔からあるものは長年使われてきただけあって再現性の難易度も低く役立つものです。一般人が転生してもすぐ作れるだろうなと思ったので出しました。
やはり、地球での知識が活きてこその異世界転生だなと思いました。
あと、最近お腹周りが気になってきたので、この世界の魔法が少し羨ましくなりました。ダイエットに良さそうですね……。
とは言え、やはり筋肉も消費されるとなると、結局運動は必要になりそうですね……。
余談ですが、干し柿は苦手でほとんど食べた事がありません。
お店で売ってるのとか、結構良いお値段するんですよね……。
作者からの返信
基本この世界だと太るっていうのはかなり余裕がある人じゃないと無理でしょう。古代中国的価値観かもしれませんね。
一般人が転生したとして、知識チートで世界を変えるなんてのは前世が専門技術者じゃないと無理だと思うんですよね。電気製品とか発動機とか、たとえ原理をわかっていたとしても実際制作できるかというと無理です。部品の製造の仕方や材質だってわかりません。夢のような魔法で実現するか、その世界の既存技術を理解して、その世界の技術者に制作依頼することくらいでしょう。
実際問題、石油を利用できる文明レベルにならないと、我々の今の世界の暮らしは成り立たないのだなと、調べれば調べる程に実感します。
干し柿は、実は私もそんなに今は食べません。小っちゃい頃、干して吊るしてあったのを食べて親に怒られて以来食べなくなりました。
スーパーなどで売っている干し柿は、表面の粉もきめ細やかで丁寧に作られているものが並んでいますから、やっぱり高くなってしまいますね。