読書文化⑦ 高校生期末

 漫画文化は高校受験によって衰退したのでした。

 しかし、実は特定の作品だけは新規に購入していたのです。


『川柳少女』(五十嵐正邦)

『兄の嫁と暮らしています』(くずしろ)


 それと連載中だった『うみねこのなく頃に』のエピソード7・8を合わせた三作品が、高校生期の唯一の漫画文化だった。

 それなら『FAIRYTAIL』も買えよと思うかもしれません。ほんとにその通りだと思います。


 そこに入ってきたのが、先のアニメ文化です。


 原作回帰の流れを受け、三年の雌伏の時を経て、ついに漫画文化が復権しました。


 もちろん当時は受験期で、購入はアニメがやっていた漫画、すなわち『ゆるキャン△』(あfろ)、『ラーメン大好き小泉さん』(鳴見なる)、『たくのみ』(火野遥人)など、限定的でした。

 しかし、進路が決まったあたりで『五等分の花嫁』(春場ねぎ)や『三ツ星カラーズ』(カツヲ)にも手が伸び、大学生期を迎えます。


 小説文化は、その隆盛を受け、徐々に衰退して大学生期となりました。


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