読書文化⑥ 高校生期
無事、高校生になりました。
と言っても、実はさほど語ることがないんですよ。
なぜなら、ほんとうに忙しかったから。
部活がなかなか厳しくて(それこそ鬱になりそうになるくらい)、小説どころじゃなかったんですよね。
歌文化の所で述べますが、この時には歌詞ノート習慣も途絶えています。
だいぶパワハラ部活でした。今思い出してもいい思い出ではありません。結果的に大切な友人たちはできましたが、もしあの時に戻って選ぶとするなら、選ばないかもしれません。
そういうわけで、文化の方にも影響が出てくるわけです。
初期は中学生期からの引き続きで、ミステリが多かったような気がします。
また、新潮nextやメディアワークスの作品たちも健在でした。(新潮nextでは知念実希人さんの「天久鷹央」シリーズ、メディアワークスでは先に挙げた綾崎隼さんの
「花鳥風月」シリーズが栄えます)。
後半になるとやや日常系が増えたような印象があります。
前章で出てきたラノベのうち、『スーパーカブ』と『安達としまむら』はいずれも高校生期に入ってきたものです。
疲れてたのかもしれないですね。
しかし漫画文化が途絶え、小説の方は購入がつづいているのにもかかわらず、中学生期のような新鮮さは消え、いまいちふるわない。そんな読書文化自体の危機が訪れていたともいえます。
実際高校生時代に読んだ小説で印象的なものって、上に挙げたものを除けばあまりないのです。新鮮さが、消えてしまったということです。それはこちら側の問題ですけどね。
そんな中で、二回目の岐路があらわれます。
そうですね。大学入試勉強期です。
しかし、小説文化自体にさほど影響はありませんでした。
勉強の傍ら本を読むということは普通にありましたので。
しかし、センター入試直前、ある変化が現れました。
それが、アニメ文化の発生です。
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2018年初頭にやっていたアニメを覚えているでしょうか。
私が見ていたのは以下の通りです。
「ゆるキャン△」
「からかい上手の高木さん」
「だがしかし」「たくのみ」
「宇宙よりも遠い場所」
「ラーメン大好き小泉さん」
今思うと、何で「ヴァイオレット・エヴァ―ガーデン」を見なかったのかというところですが、とにかく始めて見た深夜枠のアニメがこれらです。
アニメ文化が栄えるということは、原作回帰が発生するという事。
となると何が起こるか。
そうです。
第2次漫画文化が花開くのです。
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