読書文化③ 中学生期ー2
中学生時代は、山田さんの小説とともに始まりました。
それとともに、他の作家さんの本にも手が伸びていきます。
今回のトピック
①感動作と出会う
②○○文庫を信頼する
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①
いつだったかいまいちおぼえていませんが、山田さんの作品だけしかなかった時代が終わっり、本棚が埋まり始めたころ、こんな作品と出会いました。
『星やどりの声』(朝井リョウ、角川)
いわゆる家族もの小説で、それぞれの兄弟姉妹ごとに一章、話があるようなそんな小説です。
私は基本、小説で泣く事はありませんが、ふと泣きそうになってしまった、そんな作品のうちの一つです。
実は、私には、今までどこにも公開していない「家族もの」の小説があります。そのモデル作品が、この『星やどりの声』にです。
だれにでも勧めたい。そんな作品の一つです。
特に、双子妹の話が好きですね。
そしてもう一つ。感動した作品がこちらです。
『さよなら流星ガール』(一二三スイ、メディアワークス)
タイトルにある通り、こちらは星がテーマになっています。
と同時に、いわゆる「不治の病」ものでもあります。
白状すると、この小説では泣きました。ほんとに。こんないい話があるのかと。
一度全部記憶を失くして読みたい小説です。
こちらも、さっきの未公開小説のモデルの一つになっています。
②
さて、この頃を確認すると、ある傾向が見えてきます。それが、メディアワークス文庫の小説が顕著に増えている事。
確か一番最初に買ったのは『彼女と僕の伝奇的学問』(水沢あきと)だったと思います。民俗学のエッセンスを取り込んだ、そんな小説でした。
その後、『さよなら流星ガール』を経て三秋縋氏の小説(『三日間の幸福』、『いたいのいたいの、とんでゆけ』など)に至ります。
なぜメディアワークス文庫が私の中で流行したか。
理由は簡単で、一部絵が入っているから、です。ラノベの挿絵とはまた違うですが。
同じ理由で新潮nextの小説(「群青」シリーズや「謎解き乙女」シリーズなど。後者に関しては赤坂アカさんがイラストを描いていると後で知ってびっくり)も増えています。
それと、比較的読みやすい内容ということも大きかったかも。
普通の文庫と比べて中学生向けの作品とそうではなさそうなものとの見分けが簡単というところもあったかもですね。
メディアワークスに関しては最終的に、花鳥風月シリーズ(綾崎隼)に辿り着きます。
綾崎さんの小説もとてもステキで、キャラクターのつながりであったり、タイトル・表現のおしゃれさなどは、未公開作品でも参考にしています。
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