第3話
随分な言われようだったが、
確かにダサいから、陰キャになりきっているわけだから、そんな罵倒も、頷きつつ聞いていたんだ。
学校に於ける
カースト最底辺の男が俺。
でもいいんだ。
俺はステージでは今や人気絶頂のアイドルグループのメンバーで。
しかも、センターポジションでリーダーだから。
輝いていたんだ。
別段、学校でモテたいなどとは思わない。
ファンにモッテモテでCDが馬鹿売れして
バラエティ番組でいいギャラを貰えれば、
俺的には御の字だった。
てか、ここで正体が知られちゃいけないんだ。
マネージャーと事務所の社長に釘を刺されてる。
「おまえがトップアイドルだと絶対にバラすな」と。
iPhoneから送信
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます