第二話~数日後~何故か受かったわ、、、
□新谷 生
やあ!諸君、元気にしていたかな?僕は、元気サ!テンションレベルMax!の無敵のジーニアス!
何故かVのオーディションに応募してしまったあの日から数日後、何と!ななな何と!
第一審査に合格したとの連絡が入ったのだ!イっエーイっ!ヤッベエーイ!
……さて、落ち着く為にもオーディションの内容を確認しよう。
オーディションは合計三つの審査がある。
まず一つ目、書類審査+約十分の自作動画。
書類審査、まあ履歴書は現実と仕組みは同じ、問題は自作動画の方だ。
履歴書重視ならば、俺は合格できないだろう。だって中卒だし。
だが、現に合格しているのだから重要だったのは動画の中身なのだろう。動画の内容は覚えてないがな!
次の二つ目、通話面接。
これは、実際にその人と話してみてどんな感じの人か図るのだろう、多分。
最後の三つ目、現実での面接、実際にライバーになれたらどんな事をしたいかなどの質問への応答。
推しが言うには、三つ目は只の最終確認。二つ目に合格した時点で採用は確定らしい。
つまり、俺が本当に気合を入れて頑張らないといけないのがこの後にある通話面接
だ。此処まで来たらもう、ライバーになるしかない、、いや、ライバーになってみせる。てぇてぇに成る為、もしくは傍でてぇてぇを見守る為にもっ(←こっちが本命)!
いざ行かん!システムオールグリーン、通話面接まで発進OK!
新谷 生、逝っきまーーすっ!!
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□面接内容を簡単にダイジェストでお送りします 『』面接官 「」新谷 生
『女の子?』「男ですぅ!」
『中卒の理由は?』「受験期間に両親を亡くして、勉強に身が入らなかった為」『ごめん、、』「いいよ」
『生き物の気持ちが分かるって本当?』「はい、本当です。何となくなら会話もできます」『マジで?』「マジです」
『今は一人暮らし?』「はい、一人+ペットが複数います」
『君可愛いね、どこ住み?てかラ〇ンやってる?』「(ラ〇ンはやって)ないです」
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□場面変わりまして数日後
「はい、、はい、、!本当ですか?!ありがとうございます!はい、、では、失礼します!」
………シャああああっ!!合格じゃあああああ!!ん?おっと、これはお見苦しいところを。
…んんっ、改めまして、新谷 生、さっき通話で合格の知らせを受けた新谷 生でございますぅーっ!
この度、見事、推しが所属している企業『Vニングラン』の新人ライバーオーディション二次審査に合格致しました!やったぜ。
さて、ここで『Vニングラン』について説明しよう。
『Vニングラン』とは、
株式会社ニュウブリッジファーストランナーが贈る、バーチャルプロジェクト。
このVニングランに所属しているライバーは三十人ほどと、他の企業と比べると少ないが、一人ひとりが高い人気を誇っている。
所属しているライバーは特徴として、どの人も一芸に長けており、それで食っていける程の腕を持っている。
……とまぁ、簡単に説明するとこんな感じだ。ん?俺の推しについて聞きたい?………話すと長くなってしまうから、またの機会に語らしてもらおう。
では、いい時間になりましたので、寝ます。(^o^)ノ < おやすみー
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□またまた数日後、面接の当日
………俺は今、すごく緊張している。
駅から会社まで、歩きで二十分ほどの道の途中。
推しが言っていた通りなら、二次審査を合格した時点でライバーとしての採用はほぼ確定らしいが、万が一、この面接で失敗したら終わりだと思うと……お腹痛いっ。
万全の状態で挑んでどれ位の勝率があるか、敵は未知の未来。賭けるは、己の全て。
さあって、最後まで足掻きますか!っと考えている間に、会社に到着。
外見は、周りより綺麗な新しく出来たビルって感じ。あんまり他のビルと変わらないなぁ。
受付を済ましたら、面接室の前まで通された。
さて、いよいよこれからの人生が変わる面接だ。頑張るぞ!
―コンコンコンっ『どうぞー』
「失礼します!」
「では、掛けて楽にしてください。」
ノックをして、面接室に入り、椅子に座る。椅子に座ると面接官との質問が始まる。
「まず、結果を最初に言いますと、貴方は採用です。」
「へ?」
採用?マジで?聞き間違いじゃなくて?………驚いて変な顔になっていると思う。自分では分からんが。
「ふふ、まあいきなり言われたらそんな顔してしまいますよね。
改めまして、私は今回の面接官を担当しています。
「あ、俺は…じゃなかった、私は新谷 生って言います。よろしくお願いします!」
「はい、よろしくお願いしますね。では、まず説明の方をさせていただきますね。」
「お願いします!」
やっぱり変な顔してたらしい、恥ずかしい……ってそんなことよりも説明をしっかり聞かなければ!
「まず、貴方を採用した理由を説明しますね。
当社のライバーとしての採用基準として、
何かしら変な特技を持っていること。
他の人とは違う変態性、所謂個性を持っていること。
この二つが基準となって、あとは、人柄や、実際に話してみてこの人いいなって感じるかどうかが採用するか否かを決めます。
貴方は全ての基準をクリアしていましたので、是非当社のライバーとして活動して欲しく、採用させてもらいました。」
よ、良かったぁ~、聞き間違いじゃなくて!これで聞き間違いだったら俺は死んでたね、間違いない。
「では、一様確認さしてもらいますね。
これから、貴方は『Vニングラン』のライバーとして活動してくれますか?」
……そんなのは、あの日、推しを見つけた時から、答えは決まっている。
「はいっ!よろしくお願いしますっ!」
ここから、俺 新谷 生の……いや、Vニングランの新人ライバー『
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□ツウウィッター
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〇『猫犬 馬好』Vニングラン@Neinu₋Basui
ニャーこんひ~
今日からデビューの新人ライバー、猫犬 馬好(ねいぬ ばすい)と申します~
生き物が大好きで、色々飼っているから鳴き声がうるさいかもだけど、よろしくねー
初配信は、三日後の18時からやるよ!ちな、男な。
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〇『Vを推したい』@mo₋bu
新人キタ――(゚∀゚)――!!初配信楽しみしてます!
〇『雑ドラ〇〇ん』@mo₋bu
こぉれは不思議ちゃんの香りがしますねぇ。
〇『たかしたけし』@mo₋bu
生き物大好きショタ男の娘系ライバー!?
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ここまで見ていただいてありがとうございます!
はい、まあ言いたいことは分ります。更新遅くなってごめんなさい。
言い訳にはなりますが理由を言うと、お
次回、遂に配信開始!
では、また次の話で会いましょう!アリあざっしたあ!
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