俊平対アテナ

「綺麗……!」

「冥府の中、ですよね……?」

 6人が冥府の門をくぐると、目の前には平和な島の光景が広がっていた。

 小鳥が歌い、木々が風に揺らされ、のどかな田舎の風景、と言う風な光景だ。

「竜太君、クロノス神の気配はしていますか?」

「はい、えーっと……。島の中央かな、そこが一番闇が濃くて、危険だと思います。多分、クロノス神はそこにいるんじゃないかな……。」

「でも、クロノス様ってすっごく大きいんでしょ?お兄ちゃんが言ってたよ?島と間違える位に大きいんだ!って。」

「って事は何か?この島自体が神様、とかそういう話か?」

「でも、平和だよね。」

「うむ……。」

 どこをどう取っても、平和な島の光景しか入ってこない。

 竜太は闇を感じ取っていたが、5人はそれを探知出来る訳ではない、だから、平和なしまがポツンとある、としか認識出来ない。

 しかし、気は緩めていない、蓮の言葉が正しければ、この島全体がクロノス神だ、という事になる。

「取り合えず、行きましょう。島の中央に向けて行けば、何かがわかると思います。」

「そうだな、行こうぜ。」

 竜太の言葉で、探索を開始する。

 あまりゆっくりとは探索は出来ないだろう、それは、リリエル達がいつまでもつか、そしてディンがいつ破壊の概念と戦うか、がわからないからだ。

 気を引き締めて、何が来ても問題ない様に、武器を構えながら進む。


「神の気が、複数……?」

「大地君、どうかした?」

「クロノス神以外にも、おる様な気がするのだ……。」

 島を歩いていて、大地が、探知をしていると違和感に気づく。

 その言葉を3人が聞き、探知をすると、確かに髪の気配が一つではない気がする。

 正確には神に似た気配、神ではないが神に近い気配、とでも言えば良いのだろうか、そう言った気配がする。

「神様……、じゃないのかな。似てるけど、ちょっと違うって言うか……。」

「でもよ、幽閉されてるってのはクロノスだけなんじゃねぇのか?なら、なんで神の気配なんてすんだ?」

「わかりません……。ただ、確かに感じるものはあります。それも、近いですね。何処かで感じ取った事がある様な気配の様な、そんな気もしますが……。」

 清華が気づく、つい最近、感じ取った事のある様な気配だと。

 つい最近感じた神の気配、と言うと、ゼウス、ポセイドン、ハデス、そしてアテナだ。

「神様の気配するのー?」

「うん、複数いる気がするよ。竜太君、闇の方はどう?」

「……。闇は島の中央が濃くて、それ以外がよくわからないですね……。でも、ちらほら強い闇は感じます。」

 そんな事を話していると、大地が揺らぐ。

「なんだ!?」

「地震!?」

 島の小鳥達が羽ばたき、逃げる。

 そして、島の風景が変化し始める。

「これは……、あの荒野……?」

「皆さん!上です!」

 竜太が気付く、そして6人は上を見る。

 そこには、一度敗北して、ディンが倒したはずのアテナがいた。

「あれは……、アテナ神……?しかし、神の気配とは少し違う気がしますが……。」

「偽物って事か!?」

「恐らく、模倣品だと思われます。しかし、強さがわからない以上、なんとも……。」

「でも、時間もないよ!?」

 ここで足止めを喰らって、体力を消耗してしまったら、クロノスと戦う時間もなくなる、そして体力もなくなる。

 決断をしなければならない、ここでアテナの偽物を倒すか、それとも逃亡するか。

「……。皆、俺が引き付けっからよ、行ってくれ。」

「俊平君?」

「セレンさん達がそうした様によ、俺達もいい加減1人で戦える様にならねぇといけねぇと思う。だから、行ってくれ。ここは俺が受け持つ。」

「俊平さん……。……、わかりました。私達は先に行きます。……、必ず、後から追ってきて下さい。あれが神の模倣品だと言うのであれば、倒せるはずです。しかし、私達が1人で戦って、勝てるとは限りません。竜太君程の強さであれば、勝てるかもしれませんが……。だから、必ず勝って、追いついて下さい。約束ですよ。」

 俊平の提案に驚く5人だったが、確かに、ここで全員で足止めを喰らっていては、何時クロノスにたどり着くかもわからない。

 ディンの相手、破壊の概念が悠長に待ってくれるとも思えない、ならば、一人一殺の覚悟を持たなければ、勝てないだろう。

 清華はそう考えを纏め、俊平の目を見つめる。

「……。必ず追いつく。だから、行け。信じろ、なんて言葉使わなくてもよ、俺達仲間だろ?」

「俊平……。」

「行きましょう。ディンさんの為にも、私達の為にも、残された時間は少ないはずです。仲間を信じて戦う、それは必要な事だと思います。」

「俊平さん!頑張ってねぇ!」

「おう、任せろ。」

 アテナが無言で舞い降りてくる、その瞳は虚ろで、やはり偽物か何かだろうと言う事が伺える。

 神相手に勝てるかどうかはわからないが、神の模造品に負けるつもりはない、と俊平は刀を構える。

「行け!」

 俊平がアテナに攻撃を仕掛けると同時に、5人は走り出した。

 アテナが行かせまいと攻撃を繰り出すが、俊平がそれを止めた。

「行かせねぇよ!」

 刀から炎を噴き出し、俊平は一瞬、精神世界に落ちた。


「痴れ者よ、良く覚悟をした。ならば、我の奥義を使う事も出来るだろう。」

「奥義……。俺、ずっとそれを知ってたはずだったんだ。オヤジ達が演舞の時にやってたあれ、そうなんだろ?」

「そうだ。貴様の祖先から代々受け継がれし技、それが我が奥義。今の貴様になら、使いこなせるだろう。さあ、行くがよい、我が戦士よ。」

「おう、行ってくら。」


『昔から南方の都を守護する火の鳥よ、俺はてめえの力を受け継いでんだ!俺も守りてえもんができたんだ!力を貸してくれ!炎神風羅!』

 精神世界から戻ってきた俊平が、怒鳴る様に唱える。

 すると、刀から炎と風が噴き上がり、それを俊平は体に纏う。

「俺にだって守りてぇ奴らがいんだ!こんなとこで負けてられっかよ!」

 炎神風羅、それは武具に炎と風を纏わせ、そしてその範囲を肉体に広げて繰り出す,攻防一体の奥義だ。

 他の四神の奥義がそれぞれ攻撃や防御に特化している中、攻防一体と言うのは、一番バランスが良い奥義でもある。

「噴き上がれ!炎!」

 アテナに向け、炎の攻撃を繰り出し、燃焼させた所で、風の攻撃を繰り出して、その燃焼を強くする。

 アテナは言葉を発さない、無言で炎を振り払おうとして、しかしその炎は燃える事をやめはしない。

『大地に眠りし焔の波、宙よりいでし隕鉄の弾丸、降り注ぎ大地を蹂躙せよ!原初の焔は今怒りに満ち、世界を蹂躙せし力とならん!』

 今までは使えなかった、しかし今なら使えると思った、その魔法。

 アテナが分身体とも言える使徒を呼び出したのを確認すると、俊平は詠唱を始めた。

『ヴォルカニックメテオ!』

 火属性の最上級魔法、ヴォルカニックメテオ。

 それは、溶岩の塊を隕石の様に降り注がせる、ある種大地の使うコメットチューンに似た魔法だ。

 違いがあるとすれば、溶岩の塊か隕石か、そして追尾性があるか否か、だろう。

 アテナの使徒を蹂躙する溶岩の塊が、大地を焼き尽すかの様に降り注ぐ。

「まだまだ行くぜ!」

 アテナの使徒はある程度倒せたが、アテナはまだ、炎にまみれながら生きている。

 倒す、そして5人に追いつく為に、俊平はさらに攻撃を繰り出そうと構えた。


「くっ……。貴様の育てた戦士とやらは、中々のものらしいな。」

「だろうな。俺だけが育てたんじゃない、皆が育てた戦士だ。それなりにはやってもらわないと、困るな。」

 破壊の概念と戦う、その構えをしていたディンが、破壊の概念がふと零した言葉に反応し、飛眼を使い戦士達の様子を見る。

 丁度俊平がアテナの模造物に対して最上級魔法を放った所で、ディンは信じた甲斐があった、と少し安心していた。

 豊穣の神クロノスが、どういった攻撃スタイルを取ってくるかは未知数だった、分身や模造物を使って攻撃して来ているのであれば、1人が残って戦う、と言う選択は正しいだろう。

 その意識をタルタロスの上層階に向けると、リリエルやセレン、外園やウォルフも、懸命に戦っていた。

 破壊の概念は、今クロノスを操っている、そのクロノスが攻撃を受けている、と言う事実が衝撃的な様子だ。

 嘲笑を浮かべていた顔を歪め、若干焦っている様に見える。

「だが、我は貴様さえ屠れば良いだけの事。貴様の死を以て、終焉を!」

「御託は良いからかかって来いよ。」

 戦いが始まる。

 破壊の概念が、音速の速度でディンに接近し、大剣を振るう。

 それをディンは軽々と受け止め、いなす。

「何!?」

「そうか、今の俺の本気を見るのは初めてか。」

 軽々と受け止められた事に、破壊の概念は驚く。

 デインを操っていた時、完全開放をした所で、このレベルの攻撃は受け止められていなかった、それはディンが不完全な竜神王だったからだ。

 それは認識していた、今では完全なる竜神王である事も認識していた、ただ、それをもってしてもここまでのレベルになっているとは思わなかった、と言うのが正直な感想だろう。

 ディン自身、完全開放で戦うのはこれが二度目、グロルを開放した時は一瞬しか開放していなかった為、ここまで自分のレベルが上がっているとは、と少しだけ驚いていた。

「だが甘い!」

「どっちがだ?」

 大剣を軽々と扱う、それはアリナの使っていた戦法だ。

 それを知っていたディンだ、それ以上の速度で同じ事をされた所で、見飽きた程度に見て来た攻撃方法だ、簡単にいなす事は出来る。

「絶対の氷結よ……。」

 攻撃と攻撃の刹那、ディンが唱えた。

 膨大な強さの冷気が周囲を覆い、ディンの竜の誇りを氷が纏う。

『神絶氷冠撃』

 氷柱、と言う表現では矮小すぎる、ジエロアバランシュよりも広範囲を凍結させる、ディンの一撃。

 一瞬、破壊の概念を凍結させたが、すぐに氷を破壊し、攻撃を繰り出してくる、それは予想範囲内だった。

「我が闇よ!」

 一瞬で距離を取った破壊の概念が、闇の波動を広範囲に展開し、ディンに攻撃をする。

『竜神王術、真氷冠』

 ディンは剣を地面に突き立て、氷の防御壁を発動した。

 竜陰絶界程とは言わずとも、竜神王のみが扱えるそれは、絶対的な硬度を誇る。

『竜神王術、淵絶雷哮砲』

 闇の波動を弾き、氷の防御壁を砕いたディンが、第四段階の開放では詠唱が必要な、最も火力の高い雷属性の魔法、淵絶雷哮砲を放つ。

 光速を超えた一撃、ディンの手から放たれた雷光が、破壊の概念を襲う。

「舐めるなぁ!」

 破壊の概念は、全力をもってその光線を防御する。

 大剣を突き立て、闇を最大限まで展開し、ディンの本気の一撃を防いだ。

「貴様……、何故そこまでの強さを……!」

「初代竜神王から、九代目まで。数多の竜神、そして王の血族、それらの魂が、俺の中にあるからだ。お前は覚えていないのか?レヴィノルを操ってたのはお前だろう?」

「まさか……、全ての魂の力を、継承したという気か……!?」

 レヴィノルを操っていた、それは正解だ。

 ディンは最近になって気づいた、先代の弟だった竜神レヴィノルは、その身に宿した闇を利用されていた。

 そして、その息子であるレヴンから受けた傷や、世界の業を背負ったディンも、破壊の概念に支配されかけた事がある。

 世界の業、すべての生物が持っていた記憶、光、闇を記憶して、この世界線にやってきたディンは、一度前の世界線の破壊の概念に乗っ取られかけ、そして子供達の魂のおかげでそれを防ぎ、悠輔がそれを封印した。

 いつか向き合わなければならない、ディン自身の闇や、世界の業を、悠輔は陰陽王の転生者として、封印したのだ。

「そうか……。貴様は、一度世界を渡っている、と言っていたな。ならば……。」

「って言っても、お前の術は俺には通用しないよ。俺の魂はもう、お前の干渉を受けるレベルじゃない。」

「何……!?」

 破壊の概念が、一度は受けたはずの干渉からディンが逃れた事、そしてそれが効かない事に驚いている。

 破壊の概念の波動、それはディンには通用しない、ディンの魂は、今数多の竜神と1つになっている、いくら破壊の概念と言えど、初代から十代目までの魂が1つになった存在、には手を出せないだろう。

「驚く事じゃないだろう?お前は知ってるはずだ。」

「……。ならば!」

 直接手を下す、と息巻いて、破壊の概念は攻撃を繰り出してくる。

 ディンはそれをいなしながら、待つ。

 破壊の概念が、クロノスの干渉に気を取られ、アリナから引き剥がせるタイミングを。


「ふぅ、まだまだ終わんねぇか。」

 タルタロス第一層、セレンが戦っている舞台。

 セレンは何千と敵を倒したが、まだまだ魔物は消える気配がない。

 何処まで持ちこたえられるか、戦闘経験のないセレンからしたら、少し不安が見えてくる頃、だろう。

 だが、セレンはまだまだやれると感じ取っていた、自分はここでは死なない、勝って世界を守る姿を見守る、と言う確証めいた物があった。

「ほら、くれてやらぁ!」

 炎の龍を操り、そしてそれをしながら戦槌で攻撃を繰り出す。

 鍛冶職人だったセレンにとって、火を扱うというのは、呼吸をする様な事だ。

 熱いと言う感情もなく、ただ、鉱石や金属をくべる、そして武器へと昇華する為に必須な存在、それが炎だった。

 それを攻撃に用いている、と言うのは少し不思議な感覚だったが、セレンは不思議と、これが正しい戦い方なのだ、と思っていた。

 戦槌も、本来は鍛冶仕事にしか使いたくない、と思っていたのだが、それも旅の中で心境が変化した様子だ。

「っとアブねぇ!」

 気を散らしていては勝てない、それはわかっている。

 集中しながら、しかし戦士達の事を考えながら、セレンは戦う。

 この戦いが終わったら、どうするか。

 家族は帰ってこない、かといって、リリエルの様に世界を自由に回る力があるわけでもない。

 しかし、世界を見て回りたい、自分の知らない事、知らない鉱石、知らない武器が、この世界群には沢山あると知ったから。

「ここで死んだら、終わりだもんな!」

 だから、ここで死ぬわけにはいかない、死んでしまおうかと考えた事もあったが、それはここではない、と。

 セレンも覚悟は決めていた、戦士達を手伝ってやってほしい、とディンに言われた時点で、戦う事を覚悟していた。

 だから、ここで死ぬわけにはいかない、と腹を決めていた、ここで死んでしまったら、世界を見て回る事が出来なくなってしまう、と。

「だらぁ!」

 大型の魔物を倒し、更に火力を上げるべく、魔力を練る。

 今までは鍛冶仕事でしかした事がなかった、魔力を練るという動作を、セレンは初めてだというのに易々とやって見せた。

 それは、天性の素質があるのだろうが、それだけセレンが鍛冶師として優秀である、と言う証明でもある。

 父パトロックでさえ、世界を守るべく勇者達に武器を造っていたパトロックでさえ、ここまでは出来なかっただろう。

 セレンは生まれながらに父親を超え得る存在だった、とディンは言っていた、それはあながち間違いではないのだろう。

 気合いを入れ直し、巧みに戦槌を振るう。


『ボルテックラヴァ』

 第二層、外園もまだ魔物と戦っていた。

 そもそもが戦闘要員ではなかった外園が、ここまで戦える理由、それはアンクウであると同時に、鍛錬を積んできたからだ。

 神官だった時代、死の未来を視る傍ら、ハイエルフ達に鍛えられ、その時にリヴォルビングランタン、そして左手に持っているインソムニアを与えられた。

 外園はそれを使う事を嫌っていた、基本的に魔法の方が性に合っている、そしてフェルンから与えられた物、と言うのが、フェルンを脱した外園にとっては、枷だったのだろう。

 今も、大鎌を振り回しながら、火属性の上級魔法であるボルテックスラヴァを発動し、溶岩と電気の波に敵を押し込み、倒していた。

「私が、世界を守る為に、とは思っていましたが……。こうして戦う、と言うのは想定外でしたね。」

 先生、と呼ばれていた所以、そもそも好戦的ではない性格だった外園が、こうして武器を振るって戦う、それは本来想定していなかった。

 自分は後方支援型、魔法を磨いて戦うものだ、と外園自身は考えていて、あまり近接戦闘を念頭に置いていなかった。

 しかし、そんな事を言っている場合でもない、今は1人で戦わなければならない、ならば、近接戦闘もやむなし、と言った所だろう。

 リヴォルビングランタンは、使う事はないと思っていた、キュリエを殺したのを最後に、自身の中で封印していた、使う事を忌避していた。

 だが、今はそれを考えられる場面ではない、キュリエの言葉に従う為にも、自分自身の願いを叶える為にも、戦わなければならない。

「はてさて、後どの程度戦えば終わりますかねぇ。」

 魔力武装にも限度はある、魔力が尽きた時、それは外園の死を意味する。

 魔力が無ければ魔法は使えない、そしてこの大群相手に、魔力武装は解けない。

 魔力の消耗はまだ大丈夫だ、と自己確認しながら、外園は最小限の魔法と攻撃で敵を屠っていく。

 いつか視た、見続けてしまった、世界の崩壊。

 それを阻止する為に、外園は命を賭けた。

 ならば、今こうして戦う事も、ある意味必然だったのかもしれない、とふと考える。

「私が戦う事を、知っていたのですかね。」

 キュリエは、こうなる事を予想していただろうか。

 彼女は未来を視る力など持っていない、しかし、純粋無垢ながら聡明で、時折造詣の深い話をしていた。

 そんなキュリエが、見たかった未来は。

 そして、外園の両親が、友が、ダークエルフの里の者達が、何より外園自身が、願った未来は。

 視えなかったとしても、勝ち取ればいい。

 外園は、未来が視えなくなった事で、初めてそう感じた。

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