セレンの家族

「人……?なのかしら、これ。」

「石化の呪いをかけられた人間の様ですね。痛ましい姿ですが、我々も急がねばなりません。石化の呪いを解く方法方法は、恐らくマグナにあるのでしょう。」

 島をセレンを先頭に歩いていると、人影が見えてくる。

リリエルやディンは人の気配はしないと言っていた、ならばこれは何のか、と問われる。

 それは人の形に中世のヨーロッパ風の洋服、の様に見えるが、風化してしまっているのか、ボロボロで、体表は灰色だった。

「石化の呪い、それをかけられた人間の末路、だな。戻そうにも、魂が凝固しちまってるから、したところで廃人になってるよ。」

「魂の凝固、ってどういうこと?」

「通常であれば、生物の魂は鳴動してるんだ。心臓や臓器の様に、動いてるって事だな。それがこの石化した人達にはない、石化してしまったら最後、魂までも固まるって事だな。」

「それでか。なんでかさ、こいつらから鉱石の声がちょっとだけ聞こえてくんだよ。魂が鉱石に代わっちまってるって事だろ?要するに。」

 リリエルは、生きている人間や生物の気配を探知する、だからその言葉を知るまではわからなかった。

 ディンは、その存在や物質が持っている気配を探知している為、ある程度の事は把握していた。

 セレンは、鉱石の声に限定して鋭い聴覚を持っている為、凝固した魂というのが、鉱石化しているという事を理解していた。

「セレンの言うとおりだよ。俺達が探しているのは、その魂が顕著に物質化している、賢者の石。人間の魂は、200グラムあると、どっかの科学者が言っていたけど、一人の人間の魂から、ほんの少ししか採取出来ない、ある種呪物の様な鉱石だよ。」

「これもそうなんだろ?あれ?でも、この世界と俺の世界じゃ、造られ方が違う、んだっけか。」

「それはわからない、セレンの世界の歴史や文献を見てみればわかるかもしれないけど、それをしてる暇はなかったから。ただ、この世界においては、賢者の石って言うのは人間の魂の物質化したものだ。」

 それを武器にしようとしているのだから、驚きだ。

 ディンがそれを知らずにいて、強い鉱石だとだけ聞いて武器にしようと考えたのならば、まだわからなくはないかもしれないが、それを知っていて武器にしようと言っている。

 人間の魂、それを武器にしてしまう事に抵抗はないのか?と明日奈と外園は疑問に思う。

「人間の魂を、武器にしてしまう。それは、ディンさんとしてはよろしいのでしょうか?」

「よろしいも何も、それしか方法は残されてないんだ。それに、魂を武器にしてるのは、何も賢者の石だけじゃない。俺達竜神は、その魂の持つ最も大切な概念を武器にしてる。まあ、竜神の剣が賢者の石で出来た武器と一緒とは言えないけどな。ただ、それくらいは覚悟しておかないと、勝てない相手だとだけはわかってる。それこそ、竜神の生み出した武器じゃ足りないくらいにはな。」

「……。」

 外園は、ディンの言葉を聞いて唖然としている。

 ディンは世界を守る為には手段を択ばない、最善の手を選択する、とは思っていたが、ここまでだとは想像がつかなかった。

世界を守るためになら、本当に最善手を選択するのだ、この神は、と再認識する。

「それは、死者の重荷を取り去る行為かもしれない、と俺は考えた。ここで物質化したまま魂が凝固してるより、いつか来る終わりの為に使った方が、有益だとも。凝固した魂も、マグナを鎮めればもしかしたら、昇天するかもしれないしな。」

「この方々の為にも、いずれなると?」

「かもしれないってだけだ。目的としては、それぞれの属性に秀でた者の賢者の石の採取、皆のそれぞれの司る四神と相性の良い賢者の石と、四神の力の融合だ。それくらいはしないと、多分勝てない。」

「セレンは鉱石の持つ属性はわかるのかしら?あの子達の特異な属性というと、地水火風でしょう?」

 リリエルは、別段ディンの決定に不服がある様子でもなかったが、今まで聞いていたセレンの能力に、属性を見分ける力はあっただろうか?と疑問を浮かべる。

 セレンは、そう言えばと思い出したような顔をして、笑う。

「多分わかるぜ?イメージって言うか、鉱石から聞こえてくる声にさ、属性のなんかがあんだよ。今あいつらが使ってるのと、同じ属性のを探しゃ良いんだろ?」

「地水火風と、それに雷だな。清華ちゃんは二刀流をするし、修平君と俊平君も特異な属性が二つある。それらに適した賢者の石を探して、ジパングの工房でセスティアから持ってきた、継承された武器と融合する。それが恐らく、神々に通じる唯一の武器になると思う。」

「成程……。ジパングに伝わるとされていた、伝説の武具、それはセスティアに渡っていたと。四神の魂の欠片が使われている、と伝承には書かれていましたが、事実なのでしょうか?」

 明日奈は、わからないという顔をしていて、あまり話に入ってこない。

それよりも、少し寒いというか、伊達に雪が降っている訳ではない、冷えているなと感じていた。

 そんな明日奈に暖を取れる様に上着を転移で出現させ、明日奈に渡しながら、ディンは伝承について振り返る。

「千年前の大戦時、四神はその魂の一部を用いて、戦士達に武具を与えた。その魂の一部というのは、竜神の剣を基に生み出された、魂の宝玉として、勾玉と武具に分けられた。勾玉は皆が持ってるそれで、武具っていうのはセスティアに隠居した先代の戦士達が持って行った、それを俺が回収して、今セレンの工房に置いてある、って所だ。」

「あの武器、鉱石じゃねぇからちょっと解析むずいと思ってたけどよ、竜神達の武器みてわかったわ。同じ仕組みだったんだな、あれ。鉱石の声が聞こえねぇのも、当たり前だよな。んで、それに賢者の石を組み合わせるのは出来っけどよ、そーする事でどーなるんだ?」

「魔力を流す回路と、魔力を受ける回路、それに恐らく、四神の魂の力を引き出す力、それらが相乗効果をもたらして、格段に強くなるよ、子供達。蓮もデインの力を四割受け継いでる、竜太も人間と戦う覚悟をし始めてる。そう言った覚悟やなんやらも、戦いにおいては重要だ。ウォルフさんの修行で探知の精度も上がってきてるしな。」

「ウォルフさんのお使いになられる銃の種類は二種類あったと存じ上げておりますが、今はどちらをお使いになられているので?」

「ハンドガン、拳銃だな。流石に、スナイパーの速度は反応しきれないだろう。でも、もしかしたら、それくらいには反応出来る程度には成長するかもしれない、とは思ってる。可能性の話だけどな、それくらいには成長するかもって話だ。」

「あの銃は、鉄で出来てるのでしょうか?マスケットの様に、木の部分がないとお見受けいたしましたが。ウォルフさんにお聞きした時には、この世界には出来ない技術だ、と。確か、ディンさんの持っているというサブマシンガン?という種類もあるのですよね?」

「サブマシンガンとスナイパーライフルの違いは、要は狙撃に適しているか連射に適しているか、の違いじゃないか?後は射程距離とか、ウォルフさんの持ってるマクミランは対物ライフルって言われる種類だから、人を撃つというよりは、敵の持ってる武器とか乗り物を貫通する、ってイメージだよ。」

「私の世界にもなかったわね。拳銃と狙撃銃という種類の銃はあったけれど、サブマシンガンだなんて、聞いた事が無いわ。連射性能に優れている、という事は、彼の持っている狙撃銃より乱戦向き、という事かしらね。市街地での戦闘を想定して作られている、とか。」

「そうなんか?俺、銃は門外漢だからよ、あんま詳しくねぇんだ。銃の鍛冶師ってか、ガンスミス、って言う技術持った奴らはいたけど、商売敵だったしなぁ。ディン、良かったら見せてくれよ!ウォルフの奴、じろじろ眺めてっと、直ぐひっこめやがるんだ。」

 セレンにせがまれ、まあここなら外界の事も心配ないか、とディンはアサルトライフルMP5を取り出し、セレンに渡す。

 リリエルも興味深げに見ていて、明日奈と外園はその構造というか、これがどうやって弾を撃つのか、ちんぷんかんぷんだ、といった様子だ。

「弾丸を発射する機構、が違うのでしょうか……。確かに、これはこの世界では生み出されていない、未来のものとっても過言ではないでしょう。」

「コレ、弾倉こーなってんのか。商売敵のもんなんて、見る事も無かったから珍しいぜ。外し方はっと……、あれ、これ弾が入ってねぇぞ?」

「改造して、俺の魔力を弾丸に変化させて射出する様にしてるからな。弾丸が入ってると、人間も使えちゃうだろ?」

「はいはーい!それって、私の霊力とかも使えるの?」

「使おうと思えば、改造は出来るな。魔力と霊力は、出力元が違うから、ちょっと今のままじゃ撃てない。なんだ明日奈、銃に興味があるのか?」

「ほら、私って、接近戦出来ないでしょう?乱戦向きって今、リリエルさんが言ってたし、もしかしたら使える様になったら、もうちょっと戦えるようになるかなーって。」

 明日奈は、自身の使う技の傾向が、支援向きである事は理解していた。

 攻撃用の符もあるにはあるが、大概が高威力高出力で、乱発出来る程書けない、そして持っていられない。

 袂に仕込んである符が無くなってしまったら、ほとんどの攻撃手段を失ってしまう、それを危惧している様子だ。

「明日奈の腕力だと、多分体が持たない、肩が外れて、使い物にならなくなる。反動を無くす事も出来なくはないかもしれないけど、ゼロには出来ないしな。明日奈は支援向き、それは誇っていい事だと思うぞ?仲間の為に戦い、仲間の為に己の術を行使する、それは仲間に信頼を置いてないと出来ない行為だからな。」

「残念、私も前線で戦えるくらい強くなりたかったんだけどなぁ。」

「明日奈、意外と好戦的なのな……。俺、銃なんて使ったらオヤジにどやされちまうよ。そもそも戦いに向いてねぇし、パスだわ。」

「私も使わないわね。戦いって、己の肉体を鍛え上げて、心を殺してするものでしょう?あまり道具に頼っていたら、というより銃には弾丸の数があるのだし、無くなって戦闘が続行出来ない、って言うのはナンセンスだわ。」

 それぞれの銃に対するスタンスというか、信条というか、そういったものが垣間見える。

 ディンも基本的には肉弾戦しかしない、銃を使うのは銃を使う世界に行った時くらいだ。

 MP5も、どうしてもディンに恩を与えたかった米政府に対して、若干意見を曲げて受け取ったという経緯がある。

 そもそも魔物は一体倒すのに一大隊の軍力が必要、というのがセスティアにおける実験結果で、実弾を用いた戦闘は推奨されていないどころか、国際法で禁止されている。

 その代わり、ディン達守護者の出現というか、国を超えた戦闘を是とし、国連に加入していない国ですら、特別法を導入した、という流れだ。

「ディンさんが魔物を倒す理由は、魔物の闇を還元し元に戻す為、それが竜神の剣の付随する効果だと仰られていましたが、私達が倒してしまった場合、どうなるのでしょう?フェルンにいた時代も、その後も、魔物とは幾度となく戦闘をし、屠ってまいりましたが。」

「その場合、大地に還るんだよ。地に堕ちる、って言い換えても良いな。マナの流れがあるだろう?それに還って、また人間や生物として生まれる時に、マナの流れからそれが加えられるんだ。外園さん的に言えば、神木に還るって言った方がわかりやすいか?」

「そしてまた、生まれ落ちる時に闇を持って生まれる、と。何故、先代の竜神王様は、その機構を消さなかったのでしょうかね?いや、セスティアに限っての話であれば、少なくはされたのでしょうか。デイン様がいたという、千年前のセスティアでは、魔物がいたのでしょう?では、何故セスティアには魔物の伝承が遺されていないのでしょうか。」

「先代竜神王が世界を分ける時、魔物が生まれる機構を消し去ろうとした。でも、それが完全には出来なかったんだろう。なんでセスティアには魔物の伝承がないかと言われると、それはデインが望んだ結果だな。」

「デイン様が?」

「デインは封印される時、世界の全ての人々の記憶から、魔物の情報を一緒に封印した。記録からも、記憶からも、忘却したんだ。だから、千年経った今、初めて魔物が現れたかのように、世間はいうわけだな。千年前は、今と違って化学は発展してなかった、でも魔法や魔術が存在した時代。或いは、魔物の排出機構を悪用する人間が現れる可能性、とは言ってたな。」

 それは、デインに直接聞いた話だ。

 千年前の人々が、魔物に関する伝承を遺していない事に気づいたディンが、デインを救い出した後に、ふと尋ねたのだ。

 デインは、人間の記憶に残らない悲しさよりも、世界を守りたいから、と言っていた。

 自分もいつかその選択肢を選ぶのかもしれない、とディンは考えていたが、少なくとも子供達がいる内はするつもりはない、と断言していた。

「俺もいつか、家族が全員逝ったら、同じ事をするかもしれないな。人間が魔物の排出機構なんかを解析したら、まず戦争に使われるだろうから。」

「でも、今までは解析されなかったんでしょ?クェイサーが、魔物を操れる存在なんてほとんどいないって言ってたよ?」

「今までは、な。でも、これから先どうなるかなんて、未来が見えないとわからない。現に、今でも魔物使いって言う称号を与えられた者達がいて、世界によっては魔物を使役してるんだ。しかも、悪い方向にな。だから、排出機構が解析されないとは限らない、ってわけだ。」

「なんか、悲しいのな。俺の世界じゃよ、魔物って天災みたいなもんで、なんちゅーか、自然災害の一種?が魔物の仕業だ!って言われてたけどよ、ほとんど魔物なんていなかったし、人間同士の戦いの方が多かったぜ?」

 セレンのいた世界では、魔物というのは超常現象に近い存在で、ほとんど例を見ない大災害の際に現れる、と伝承にされているのを、セレンは覚えていた。

 小さい頃に読んだ童話で、魔物が世界の地盤を揺るがして大地震が起きたとか、竜巻になって家を吹き飛ばしただとか、そう言った寓話があったからだ。

 実際、セレンが生まれてから20年弱、魔物による被害は一度も確認されていない、という認識だ。

 それと戦う戦士の為に、武器を作った事がある、と父親であるパトロックからは聞いた事がある。

 母であるルチルや、兄のクォーツも、その武器の姿を見た事があって、それはそれは立派な武器だったと、寡黙なパトロックを褒めていた。

「ホントならよ、兄貴が鍛冶師の後継者だったはずなんだけどよ、オヤジが帰ってきて、暫く工房にこもってたと思ったら世、気が付いたら皆いなくなっちまってて……。」

 セレンが誰もいない事に気づいて工房に行ったら、今ピアスに填めてある賢者の石が転がっていて、家族は行方不明。

 一人で生きなければならない術など知らなかったセレンが、失意の底にいた時に、ディンと出会い、この世界にやってきた。

 セレンにとって、それが全てだった、と言っても過言でもない家族が、突然いなくなってしまって、手がかりはディンの言葉だけ。

 乗せられたというか、乗ったというか、それしか方法がなかった、が正解だろう。

「なんで、皆いなくなっちまったんだろうな……。」

「……。ディンさんは、何かご存じなのでしょうか?でなければ、セレンさんの事を呼ぶ事も無かったのでしょうし。」

「セレンの家族がどうしてるか、までは知らない。ただ、賢者の石の関係で言うのであれば、もしかしたらそこに関係性はあるかもしれない。或いは、クロノスの手が何かあったかもしれないな。」

 セレンは、普段は見せない様な暗い顔をしている。

 それが珍しいのではなく、本来の性格は暗く、落ち込む事が多かったのを、人と関わるという事で、無理やり明るく振舞っていたのだ。

 それが、こう家族の話になると、取り繕えなくなってしまう、といった所だろう。

 だから、ディンはあえてセレンの家族の話をする事をあまりしなかった、しかし、ここにきてしまうと、どうしてもその話題を避けられない。

「クロノスはなんで、私はともかくとしてセレンの家族を行方知れずにしたのかしらね。」

「セレンのお父さん、パトロックは、その世界の勇者と呼ばれる存在に武器を作る、特別な鍛冶師だった。世界を超えうる武具を作るだけの才能があったんだろう、だからクロノスは手を出した、可能性としてはある。」

「じゃあ、なんでセレンさんは行方不明にならなかったの?伝説の鍛冶師の血を引く人間なら、一緒に消しとかなきゃ!ってならない?」

「セレンの体は鉱石で出来てる、言い方によっては生物と無機物の間の存在だ。クロノスは、生物に対して力を行使出来るけど、鉱石の体を持っていたセレンは、手出しが出来なかったのかもしれないな。」

 母のルチルと兄のクォーツまで一緒に消えた理由が見当たらないが、そこは相手の考え方次第でどうにでも解釈できてしまうな、とリリエルは考えた。

 平和な暮らしをしていて、力のちの字も知らなかった自分の運命を狂わせたのと、同じ様な事をしたのだろう、と。

 一方で外園は、ディンは何か知っているのではないか、と考えていた。

 何か知っていて、セレンの為にか、世界の為にか、どちらかの為に、隠し事をしているのではないか、と。

 しかし、言うつもりが今はないというのなら、聞き出す術もない、ディンを誘導尋問しようにも、行ってきた世界の数や、戦闘の場数が違いすぎて、カマもかけられないだろう。

「鉱石の声っつーか、なんか変な声も聞こえんだけど、こりゃなんだ?」

「変な声?」

「鉱石に近いんだけどよ、なんかちげぇんだ。人工物って言うか、造られた感じって言えばいいか?」

「おそらく、この島に呪いを振りまいてる宝物だな。確か、エイジスの盾だったか。」

「こえぇんだよ、この声。不気味っつうか、なんつうか。悲しいんだけどよ、なんか叫んでる感じだ。」

 セレンの聞いている声、それはおそらくは島の中心に安置されているという、呪いの元凶、エイジスの盾の事だろう。

 逸話によると、邪神ゴルゴンの首を収めた盾だとは伝わっていたが、まさかこの島の呪いに利用されているとは、と外園は驚いた。

「行けばわかるだろう。何があって、何が起こってるのかも、必然的にな。」

 ディンは、ドラグニートで文献を読み漁っている時に、その文献を見つけていた。

だからこそ、この島にセレンを連れてくる必要があったのだ、と。

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