訪れるはずだった未来

「そして、その少女は二度と目を覚ますことはありませんでした……。お終い!」


「えっ? それでおしまいなの?! ハッピーエンドじゃないの? なんでよー?」


「漫画やアニメはご都合主義にできているけど、現実はそんな事はないんだよ。それに、その女の子は罰を受けなくちゃいけないの」


「……罰? 何の罰?」


「大切な仲間を救えなかったこと。大切な仲間を殺してしまったこと。その罰だよ」


「……」


「その女の子はすごい力を持っていた。救う方法があったかもしれないのに、その子のお願いを聞いちゃったの」


「……そっかー。それで良いって言うのなら、私は別にそれでもいいけどねー?」


「もー! いきなり話の結末を教えてって言ったのは、真珠じゃないの!」


 私はぷくっと頬を膨らませて、お弁当のウインナーを頬張る。


「でも意外ー。めのっちもしんじゅっちと一緒でハッピーエンド至上主義だと思ってた。私はバッドエンドも嫌いじゃないけどねー」


「あなたは拗らせすぎなの」


 ぺしっと琥珀の頭を軽くはたく翡翠。


「うわーんひすっちがぶったー! ママー!」


「誰がママよ! 抱き着くどさくさで胸を揉まないで!」


「あー、くろっちのお胸は大きくてやわらかいですなー」


 柘榴の胸に顔を埋め、わしわしと揉みしだいている琥珀。

 その琥珀が浮かべている表情は、花の女子高生がしていい表情ではなく、とても他の人にはお見せできない代物だった。


「琥珀さんがそうやってしょっちゅう揉むせいか、どんどん大きくなってんだからねっ」


「まじで?! くろっちの胸は私が育てたってこと?! じゃあこれ私のっ!」


「公衆の面前で何をセクハラしてるのよっ!」


「あー、ひすっち焼餅だなー? ひすっちの胸も私が育ててあげるー!」


 今度は翡翠の胸を揉みしだく琥珀。

 だんだん収拾がつかなくなってくる。


「もう、早く昼ご飯食べないとお昼休み終わっちゃうよ!」


「はーい」


 私は初来月 瑪瑙。

 精桜高等学校に通う、高校二年生。


 四時間目が終わり、ただいま昼食の真っ最中。


 人知れず考えていた小説が幼馴染にバレ、友達にもバレて、結末を教えろとせがまれてしまったので、仕方なく話したのだ。


 ……私だってハッピーエンドがいいし、バッドエンドは好きじゃない。

 だけど、私にはもうどうすることもできなかったんだもん。


 プチトマトを口の中に放り込む。

 くっと噛んだ瞬間、口の中に少し青っぽいトマトの香りと、酸味が弾けて広がった。


「次の時間何だっけー?」


 ソーセージパンを頬張って、さっきまでの悦に入ったような表情はどこへやら、琥珀が気だるげに聞く。


「歴史だよ」


「あー、そうだった。私歴史嫌いだ―」


 翡翠の言葉に、さらにだるそうになる琥珀。


「琥珀は授業どれも嫌いでしょ?」


 いつも通りののんびりとした昼下がり、楽しい日々を私は過ごしていた。



「ええ、1560年に起こった桶狭間の戦い、それによって――」


 カツカツと音が鳴り、黒板に白いチョークで文字が書かれていく。

 それをノートにせっせと写す。

 特に、西暦の部分と起きた事件の名称、それと人物の名前はよくテストに出されるので、色を変えて強調して書いておく。


「~~っ」


 ほとんど先生から質問される心配がない歴史の授業。

 お昼ご飯後の授業なのも相まって、思わず欠伸が出そうになって、必死に口を押さえてかみ殺す。

 淡々と話す先生の声が、まるで子守唄のようだった。


 眠気を頭から追い出すように、すーっと大きく息を吸って背筋を伸ばす。


 どうせまた琥珀と柘榴がノート見せてって泣きついてくるんだから、しっかりとノートを取っておかないと。

 琥珀はわかるのだけれど、柘榴にも困ったものだ。

 どうせ今頃琥珀は、こっくりこっくりと舟を漕いでいるのだろう。

 柘榴は起きているくせに、今も一生懸命ノートに落書きをしているのかな?

 絵が好きなのはわかるけど、授業は真面目に受けてほしい。

 そのくせテストの点数は悪くないんだから、全くもって納得いかない。

 柘榴曰く、


「覚えるコツがあるの。基本的に暗記は反復してれば覚えれるし」


 だそうだ。

 まあ、柘榴の勉強の仕方を教えてもらって、私も暗記科目の点数は結構上がったんだけど。

 真面目に授業を受けている私と真珠と翡翠は、どこか釈然としなかったことを覚えている。


 なんだかんだ私達のテストの成績は、毎回真ん中よりは上にいるのだ。


 六時間目の授業も終わり、担任の先生が教室に入って来てホームルームを始める。


「最近通学路でたびたび不審者が目撃されています。部活をして帰りが遅くなる人は、特に気をつけてください」


「せんせー、俺らも気をつけたほうがいいん?」


 一人の男子生徒が茶々をいれる。


「当り前やろ。男が男を狙わんとは限らんからな? 掘られても知らんぞ」


 先生の一言に、男子達が笑い声をあげている。


 一通り連絡事項を話し終えたら、当番の生徒が教室の掃除を始める。

 私達五人は当番じゃないので、鞄を持って廊下へ出る。


「みんな今日部活は―?」


「ブラスバンド部はお休みだよ。顧問の先生出張なんだって」


「お、いいねー。しんじゅっち帰ったらバロやろうぜい」


「いっちょやるかー!」


「あ、ボランティア部も休みだわ」


「あれ? 翡翠さんも? 美術部も休みだよー」


「まじ? まじまじ? みんな休みじゃん!」


「じゃあ、久しぶりに一緒に帰ろう!」


 階段を下りて玄関へ。

 下駄箱からローファーを取り出し、上履きを入れて外へ出る。

 普段部活があって一緒に帰る機会が減った三人も、今日は一緒。

 久しぶりに全員揃って帰ることができて、とても嬉しかった。


 通学路、同じ制服に身を包んだ学生達が、各々の移動手段で通り過ぎていく。

 私達は他愛もない話をしながら、同じ方向へと歩く。

 同じ中学校からの進学だから、みんなの家は比較的ご近所なので、帰る方向は一緒なのだ。


「そう言えば、瑪瑙は今日買い物の日じゃないの?」


 電車を降りて、再び歩く。


「うん、そうだよ」


「初来月さん、私もついて行っていいかしら?」


「およ、ひすっちも行くん? しんじゅっちは?」


「私は元々ついて行くつもりだったんだけど」


「それじゃあ私も行くー」


「え、くろっちも? じゃあ私も行く!」


「どうしたの急に? 私は別にいいけど、面白くないよ?」


「いいじゃん瑪瑙。こうやってみんな一緒なの久しぶりなんだから。最近私達部活で遊びにいけなかったし。瑪瑙、土日は叔母さんの所でバイトじゃん」


「……そうだね。いこっか!」


『おー!』


 家への帰路から少し外れて、大きなスーパーへ。

 思いがけず、楽しい時間はまだ終わらないようだ。


「そう言えば、瑪瑙さんのお料理、長いこと食べてないなー」


 柘榴が野菜コーナーの一角で、野菜を見ながらつぶやいた。


「そう言えば最近私も食べてない気がする」


「みんな部活だったり家の用事だったりで忙しいからね……」


「……え? 私も?」


 きょとんとして自分を指さしている琥珀。


「そうね。琥珀以外ね!」


「まあゲームで忙しいっちゃ忙しい!」


 みんなで笑いながら、お買い物を続ける。


「……」


 このままお買い物を終わって帰ってしまえば、この楽しい時間が終わってしまう。

 どうしても今は、それだけは避けたいと思った。


「ねえ、お夕飯食べていかない?」


『――!』


 私がそうみんなに聞いてみた瞬間、みんなの目がキランと輝いたかと思うと、一斉にスマフォを取り出して、どこかへ連絡をする。


 そして、四人全員が私の方へ拳を突き出し、親指を立てた。


「早いって。それじゃー! お夕飯は何がいいですかー!」


 楽しい時間はまだまだ終わらない。


「ただいまー」


『お邪魔しまーす!』


 誰もいない静かな家が、一気に賑やかになる。


 手を洗って、買って来た食材を冷蔵庫に詰める。


「さあ、作るぞー!」


 私はブレザーを脱ぎ、キッチンに架けてあるエプロンを着る。


「うおー! 久しぶりにめのっちのエプロン姿みた! 可愛い! 写真とっていい? ポーズ取って?」


「はーい撮影料百万円になりまーす」


「高ぇ!」


「あ、初来月さん、私も手伝っていい?」


「うん、ありがとう。あ、このエプロン使ってね?」


「はいポーズ!」


「いえーい」

「ぴーす」


 なんだかんだ、私と翡翠そろってポーズを決めて写真を撮ってもらう。


「琥珀さん、もっとローアングルで!」


「くろっち、任せろ!」


 突然琥珀と柘榴が寝そべって私達二人を撮ろうとするので、二人で顔をしっかりと踏んでおいた。


「みえ――むぎゅ!」

「白――ぐえー!」


「アホはほっといて、二人とも、私も手伝う?」


「ううん、私と翡翠だけで大丈夫だよ。狭くなっちゃうしね」


「了解、アホ二人の面倒は見とくね」


 私達が賑やかに過ごしていると、家のドアがガチャリと開く音が聞こえた。


「ただいまー」


 お母さんの声が聞こえた。


『お邪魔してまーす!』


「みんな久しぶりー。元気してた?」


「元気してましたー!」


「今日は急にお邪魔してごめんなさーい」


「いいのいいの! みんな元気そうで良かったわ! 今日はゆっくりしていってね?」


『はーい』


 みんなが楽しそうにしている様子を、私はどこか懐かしむように、そして噛みしめるように眺めていた……。


「初来月さんどうしたの?」


 そんな私の表情に気づいたのか、翡翠がきょとんとして私を見ていた。


「えへへ。楽しいなーって」


「ふふっ、そうね。私もすごく楽しい」


 材料を並べ、さっそく料理を始める。


「瑪瑙、お母さんも手伝おうか?」


 スーツの袖を腕まくりして、力こぶを作って見せる。

 家事が苦手だったお母さんも、今はこうして私のお手伝いをしてくれるまでに上達した。


「ううん、今日は翡翠と二人で作るよ。お母さんは着替えてゆっくりしてて?」


「わかった、ありがとう。翡翠ちゃん、よろしくね?」


「はい、任されました!」


 翡翠も家で料理をしているから、助っ人としての実力は申し分ない。

 私と同じで、両親や兄弟のお弁当も作っているというくらいに料理好き。


「やっぱり初来月さんのお料理は丁寧ね。私、同じ料理を作るとしたら、炒めないですぐ鍋に入れて煮込んじゃうわ」


「ぶっちゃけ、その方が楽だよねー。翡翠んちってお兄さんと弟さんいるし、量食べるんでしょう? 私も同じならぜったい楽すると思うよ」


「そうそう、お兄ちゃんのお弁当すごいのよ? こんなにでかいの」


 手を動かして、これくらいと私に見せてくれる。


「……お重箱? お節でも入ってるの?」


「一段目はほとんどご飯。おかずは野菜よりお肉入れてくれって頼まれるの。茶色いよー」


「うへー、それはそれで作り甲斐がありそうだけど、ほぼ毎日は大変だ―」


 お喋りを楽しみながらも、料理は順調に進んでいく。


 目の前のリビングからは、三人がワーキャーはしゃいでいる声が聞こえる。

 スマフォをポチポチ操作している所を見ると、何かのゲームをしているのだろうか?


「あ、私ガチャひこー」


「琥珀さんのガチャ配信はここですか!」


「ばーくーしー! ばーくーしー!」


「……お!」


「はっ?! ふざけんな低評価押します!」


「一発で引いててウケるー」


「はっはっは! しんじゅっちーどうよ?」


 何故か琥珀が、真珠の目の前で立って屈んでを繰り返している。


「くっそむかつく! リアルで屈伸煽りすんな!」


「いえーい」


 非常に楽しそうではあるけれど、若干あのノリにはついて行けそうにない。


「屈伸煽りって何かしら?」


「さー? 何だろう?」


 料理をしながら呆然と眺めていた私達とは別に、お母さんは何がツボに入ったかわからないけれど、お腹を抱えて笑っていた。


「はーい、できたよ!」


「待ってましたー!」

「おなかすいたー」

「いい匂い!」


 テーブルに料理を並べていく。


「おかわり沢山あるからしっかり食べてね。それじゃあ」


『いただきまーす!』


 お夕飯は鶏肉と野菜のトマト煮に、グリーンアスパラのスープ、クルトンたっぷりのサラダ、ご飯はバターライス。


「うわ、めっちゃ美味しい!」

「あー染み渡るー」

「流石は瑪瑙と翡翠。美味しい!」

「ほんとねー。翡翠ちゃんも手伝ってくれてありがとうねー?」

「いえいえ。ほとんど初来月さんがやってしまいました。私もまだまだ勉強不足です」


 学校での話、部活の話、家に帰ってからの話。

 みんなでいろんな話をしながら夕食を食べる。

 賑やかで、温かくて、楽しくて……。

 毎日ずっと、こんなに楽しければいいなと、そう思った。


「食べた食べた! 久しぶりにお腹がはち切れそうなほど食べた!」


「あなたは食べすぎ」


「ひすっちお腹ポンポンしちゃだめ。でりゅ……」


「瑪瑙さん、洗い物手伝うよ?」


「ありがとう柘榴。でもこれくらいすぐだから大丈夫」


 もう外はすっかり暗く、みんなをそろそろお家に帰さないといけない時間帯。

 少し寂しいけれど、また明日学校で会える。


「今度みんな来るときは、お泊りの準備をしてくるといいわ」


 お母さんが、玄関で靴を履くみんなにそう話す。


「そういえば、中学の時は結構してましたよね、お泊り会」


 少し懐かしそうに頷く翡翠。


「はいはーい! めのっち今度私んち泊りに来て!」


「琥珀んちはダーメ! 瑪瑙と翡翠に見せちゃダメなもんいっぱいあるでしょ!」


「そんなのないしー! しんじゅっちは適当なこと言わないでください―!」


「……ミュージックフォルダーに隠してあるエロ――むぐぐ」


「わー! わー! なんで知ってんの?! お黙り!」


 真珠が何か言おうとすると、真珠の口を手で押さえて、大きな声を出す慌てた様子の琥珀。


「それじゃあ瑪瑙さん、今度私の家来て?」


「……絵のモデルやってって言わない?」


「うぐっ! そ、ソンナコトイワナイヨー」


 視線をそそそっと横へとずらし、カタコトで話し出す柘榴。


「いいわねみんな。私の家は無理だもの……」


 頬をぷーっと膨らませてすねる翡翠。


「ごめんね翡翠。私が男の人が苦手で……」


「ううん。お風呂上りに全裸で歩き回る兄弟がいるからね。仕方ないわ」


「あは……あはははは……」


 玄関で話し込んでいると、ドアのカギが開き、ガチャっと音を立てて扉が開いた。


「ただいま……おおう……」


「お父さん! お帰りなさい!」


『お帰りなさーい』


「みんな久しぶりだね。元気してたかな?」


「元気でしたよー! お仕事お疲れ様です」


「今日はお夕飯をみんなでご馳走になりました」


「騒がしくしてごめんなさい」


「いやいや、元気があっていいことだよ。もう帰る所かい? 気をつけて帰るんだよ?」


『はーい! お邪魔しました!』


「おじさん、また遊びに来ますね」


「うん、みんないつでもおいで」


「またねー!」


 四人がいなくなると、一気に静かになる。


「ふー。女子高生が五人もいると、流石に威圧感があったね」


 少し苦笑を浮かべつつ、お父さんはリビングへ入る。


「いいじゃないの。若い子と同じ空間にいるだけで、若返った気がするわ」


「お母さんは女だからそう言えるんだよ? 僕がみんながいる空間に居たら、男一人でめっちゃ居心地が悪かったと思うよ?」


「あら、可愛い女子高生が五人もいるんだから、眼福じゃないの?」


「……否定はしないよ。みんな可愛いからね」


「もう! 二人とも変なこと言ってないで! お父さんはさっさとお風呂入ってくる! お母さんはお父さんの着替えもってく!」


 何だか無性に恥ずかしくなって、ごまかすように言う。


 私はお父さんがお風呂に入っている間に、お夕飯を温めなおしておく。


「あ、お父さん。バターライスとガーリックライス、どっちがいい?」


「お! じゃあ、ガーリックライスをお願いするよ」


「りょうかーい!」


 みんなの笑い声が聞こえてきた時とは逆に、静かに換気扇の回る音とお鍋がコトコトなる音だけが聞こえてくるリビング。

 やっぱり少し寂しいと感じるけれど、これはこれでいつも通りなので嫌いじゃない。


「良い匂いだね」


「もう食べる?」


「うん、いただくよ」


 お父さんがお風呂から上がり、リビングにある席に着く。

 温めた料理をテーブルに並べて、お父さんが食べる様子を眺める。


「んー、美味しい! おかわりある?」


「もちろん。いっぱいあるからしっかり食べてね?」


「ありがとう、瑪瑙」


 私は洗い物をしながら、今日あったことを二人に話す。

 何てことのない一日だったけれど、それでも久しぶりに訪れた賑やかな一日。


 お父さんとお母さんは私が話しているのを、楽しそうに聞いていくれているのだった。


 私もお風呂を済ませ、自分の部屋に行き、ベッドに腰を掛ける。

 スマフォを取り出しスイスイと操作して、今までにみんなと撮った写真を見返してみる。

 すると、突然スマフォからピコン! と、音が鳴った。

 アプリを開いてみると、そこには今日琥珀が撮っていた、私と翡翠のエプロン姿の画像が表示されている。

 ……微妙にローアングルなのが気になるけど。

 他にもいつ撮ったのかわからないけれど、真珠が悔しがっている写真、琥珀が両手でピースをしている写真、柘榴が欠伸をしている瞬間の写真が、それぞれから送られてきた。


 私はメッセージを送信する。


「今度は、みんなでお泊り会をしようね」


 すぐに既読と言う文字が付いて、しゅぽぽぽぽっという音ともに、思い思いのスタンプが送られてくる。


「それじゃあまた明日ね。おやすみなさいっと……」


 最後にメッセージを再び送り、私は電気を消し、眠りについた。


 きっとまた楽しい一日が私を待っている。


 そう信じて……。

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