ハルル、聡い娘ですね。そして優しく、厳しい。
メノウとハルルの魅力が詰まったお話だったと思います!
心理描写がいつも丁寧で、見入ってしまいます。
失意のなか雨にうたれ、でも肩の絆のおかげでふたたび立ち上がるメノウも。
誰よりもメノウの心に寄りそえているように見えるハルルも。
そして、メノウにとって一見優しい言葉で心を折ろうとする、その駆け引きなんかも。
ルーリとリステルとハルルですらすり抜けて、メノウの柔らかな心をすり減らす異世界。
メノウは何を得ていくのでしょうか。高位の魔法が使えるようになるより、価値のあることではないかと思ったりするのです。
作者からの返信
応援コメントありがとうございます!
ハルルが口数は少ないですが、その分人をよく見ています。
どうしてここまで心の機微に聡い子になってしまったのか?
その内明らかにしたいと思っています。
メノウの心理描写は特に気をつけているつもりです!
見入っていただけたのなら嬉しいです。
ちょっとしたことでも、メノウの知っている常識からはかけ離れていることが多いはずです。
それだけで、どれだけ心に負担をかけているでしょうか?
リステル達でもそれらを全てカバーすることはきっと無理だと思います。
メノウにはこの旅の果てに、素晴らしい何かを手に入れて欲しいと思っています。
ハルルちゃんは一番年下だけど、一番お姉さんな部分もあるような気がします
この年でここまでの洞察力を身につけた過程を思うと、過去にも色々あったんだろうなって想像してしまって、少し複雑な気分にもなるんですが……
でも、これからはこの三人と一緒にいることで、彼女には幸せになってほしいです(^^)
作者からの返信
応援コメントありがとうございます!
ご想像通り、ハルルの聡さにはそれ相応の理由があります。
それでもハルルはめげずに、瑪瑙達の下へやってきました!