第30話 バニーガールと
琴音はバニースーツに着替え鼓動が鳴る中、扉を開けた。
瞳に大地が映り近寄った。
「大地さん」
琴音に声が聞こえ大地は振り向いた。
……
大地は硬直しその場に座り込んだ。
(なぜ琴音がバニーガールに?)
琴音は中腰となり大地を見つめた。
「大地さん。どうですか? ドキドキします?」
大地は高鳴る鼓動を感じた。
「ドキドキしている」
「嬉しい」
琴音は両膝を床に着けた。
互いの目と目が合う。
「私の事、嫌いですか?」
「嫌いじゃない」
琴音の問いに大地が答えた。
琴音は感情に身を任せた。
琴音は顔を大地に近づけキスをした。
一〇秒ほどで唇が離れる。
「琴音先生だけずるいです。私たちも奴隷なのですからキスしてください」
そう言って翠は大地と琴音の前に現れた。
「だいちさん。私にもキスしてくださいね」
リーンも大地と琴音の前に現れた。
翠とリーンもバニースーツを着ていた。
「おかしいと思いました。私たちよりも早く風呂出るのですから」
「そうよね。後から入って来たのに変だと思ったわ。でも良かった。バニースーツ脱衣所に置いといて」
翠とリーンは大地に迫る。
琴音は大地から離れた。
翠は大地とキスをした。
唇が離れ翠とリーンが入れ替わった。
リーンも大地をキスをした。
数秒後、リーンの口が離れた。
大地は翠、琴音、リーンを見つめる。
大地の口がゆっくりと開く。
「俺は翠、琴音、リーンの事が好きだ」
翠、琴音、リーンは嬉しさで心が満たされた。
翠、琴音、リーンは微笑んだ。
「「「私たちも大地の事が好きです」」」
翠、琴音、リーンはもう一度、一人ずつ大地とキスをした。
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