第26話 海賊

 夜、海賊船が花の都フェアリーに付近に上陸した。

 近くの村を襲い始めるのも時間の問題だった。

 数百人の海賊が動き出す。

 花の都フェアリーに海賊が上陸した事が知れ渡ったのは上陸してから一時間が経過してからだった。

 大地は独り村に向かって走っていた。

 

 焼かれる家。

 殺される村人。

 奪われる硬貨。


 海賊たちは好き勝手暴れていた。

 

(くっ)


 大地は唇をかむ。

 海賊たちを大地は次々に戦闘不能にした。

 

「化け物め。くたばれ」


 海賊は背後から大地に向かって鉈を振り下ろす。

 簡単にかわす大地。

 大地は振り向き一撃を放った。

 激痛と共にお腹を抑え海賊は口から泡を吹きうつ伏せに倒れた。


            ***


 村を襲っていた海賊は全滅した。

 大地は探知系の魔法を発動した。

 目を閉じると白い点が見える。

 動いている白い点の塊を見つけ大地は移動した


 

 大地は独り海賊と戦い次々に倒してゆく。

 海賊は後悔した。

 大地が怖かった。

 武器を捨て逃げ出す者が現れた。

 遅すぎた。

 逃げ出す者も確実に大地は倒す。

 海賊は恐怖と共に倒れてゆく。


 


 

 

 

 

 


 

 

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