第519話 恐るべき天衣無縫Ⅴ
「我、魔族における最大の力を発揮せん。我が道を阻む者総て破壊の対象となる。6つの
「ルシファーは黒か――黒ってめちゃくちゃありそうなんだけど」
俺がそう言ったのも束の間。ルシファーの戦闘値は大幅にアップした。4,000も戦闘値がアップしたルシファー。その大幅な戦闘値のアップに
「厄介な事をしてくれる」
「腕が疼くんだ。貴様に果たしてどれだけ私の技が通用するのか――」
「ほざけ!」
デアとルシファーが
もちろん俺が
あれから一分ほど。
勿論、
「貴方本当に化け物ね。どうやったらそれほど動けるのかしら?」
「
「ほざけ!」
よし今だ――!
「な――!?」
「結構痛いかもよ?
俺はそう言ってトリガーを引いた。すると放たれた
そしてこれが一番の収穫かもしれない。
「まさか――!?」
そこからは俺達の攻撃の連続だった。まず
そしてルシファーの
次は
「これで終ったのかな?」
「
「流石にあれだけの攻撃を喰らったらな。それにミクちゃんの
「初めて撃ったから実際にどんなものか分からないよ」
「いや、正直凄いMPの塊をしたアルティメットスキルだった。そもそもアルティメットスキルは被害が甚大なものが多く、なかなか使う機会が無いのだが、ミク殿の
「そうじゃのう。妾にもあのようなスキルがあればのう」
「まだ油断はできない。念のためにトドメを刺す」
俺がそう呟くと、皆は怪訝な表情を浮かべていた。俺が行った事とは
果たしてどうか――。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます