第77話 女友達はどこまでもヤらせてくれる
数ヶ月が過ぎ、季節も巡り――
高校二年生の冬ももうすぐ終わろうとしている。
「いよいよ高三か……こんな風に毎日遊べるのも、今のうちだけだよな」
「あ、ああ……♡ も、もう終わりなんですか……」
「私たち、まだミナトさんとの回数、全然少ないのに……♡」
「ウチらもミナトくんと合宿やって、回数を追いつきたいな……♡」
毎度おなじみ、湊の自室。
三人の少女が壁に手をついて湊に背を向けている。
二人は制服姿、一人は私服姿。
三人ともミニスカートで、スカートをめくって、白と黄色と水色のパンツが丸見えだ。
「はー……それもいいかもな。アリスの可愛い白パンツ、まだまだ見足りないし」
「きゃんっ♡」
「りりすの黄色パンツとちっさいお尻も、もっと撫で回したいし」
「んんっ♡ またぁ……♡」
「莉々夢の水色パンツ、また口に突っ込んだりしたいよなあ」
「あ、ああいうの、すっごい興奮しちゃうから……何度もされたらぁ♡」
白セーラー服の金髪サイドテール少女が、アリス。
ブレザーのショートカット少女が、りりす。
私服パーカーで眼鏡をかけている黒髪ロング少女が、莉々夢。
彼女たち三人は、泉サラの会社のスタッフだ。
長くオンラインでパンツを見せてもらうだけの関係だったが――
去年の年末に、やっと顔を合わせ、その日のうちにヤらせてもらえた。
全員、おとなしくて地味ながら顔は整っており、実はかなりの美少女たちだ。
湊は、泉が顔でスタッフを選んだのでは?と疑ったくらいだ。
まさか、会ったその日に三人もの初めてをもらえるとは思っていなかったが。
「三人は、いつもまとめてヤれるのが良いな。最近は、葉月、瀬里奈、穂波の三人としか4
湊はすっかり感慨深くなっている。
「でもさあ、湊」
ベッドの上から呼びかけてきたのは、ミルクティーの髪の美少女、葉月葵だ。
いつものように制服姿で、膝を立てて座っているので、ピンクのパンツが丸見えだ。
「未だにあたしたちのこともほとんど苗字で呼んでるのに、この子たちはフツーに名前で呼ぶよね」
「いや、つーか……未だに本名教えてもらってないっつーか」
本名で呼ばないのは朝日とひぃなの朝日奈ツインズも同じだ。
だが、この双子の本名は普通に知っている。
アリスたちは会社でも、ハンドルネームで呼び合っている。
彼女たち全員の本名を知っているのは、ボスの泉だけらしい。
「みなっちってば、アリりりの本名は知らないのに、身体のことは全部知ってるもんねえ」
「まあ、女友達の本名知らなくても、そこだけ知ってれば充分だろ」
同じく、ベッドの上にいるのは金髪褐色ギャルの穂波麦。
ブラウスの前を大きくはだけ、黒のブラジャーが半分も見えている。
「本名を知るより、重要なのは仲良くできるかだろ。アリスたちとも、だいぶ仲良くなれたしな」
「今は、アリスさんたちが私たちに次いで湊くんにヤらせてあげてますからね」
ベッドにもたれて座っているのは、黒髪ロングの清楚系、瀬里奈瑠伽。
膝丈スカートがめくれて、白いパンツがちらりと見えている。
「さっきも言ったが、そろそろ高校三年で時間がないからな」
「だよね。そろそろ急がないと」
葉月が、こくこくと頷く。
「でもあんた、贅沢すぎない? こんな可愛い三人にヤらせてもらって、その上、もっと回数もヤりたいとか」
葉月はベッドを下りて、湊のそばまで来て、ちゅっとキスしてくる。
「アリスたちもヤりたがってるし……だいたい、茜も朝日とひぃなも、泉もなかなかヤれない状況が続いてるしなあ」
葉月、瀬里奈、穂波とのいつもの4
だが、他の女友達にもヤらせてもらいたい。
そんな状況で、新たに三人の女友達が増えなかったら、どうなっていたことか。
本当に、アリスたちには感謝している。
「今や、女友達が全部で十一人ですか。だいぶ増えましたね」
「あと二人くらいは増えそうだよ。ほら、あたしらのグループの」
「渚ちゃんと芳乃ちゃんだねぇ♡ さすがに、麦たちがなにヤってるか、バレてるっぽいしぃ♡」
そう――葉月の陽キャグループの女子のうち、二人が湊に近づいてきている。
渚遥と芳乃万理華、金髪ロック少女の渚とモデルもやってる黒髪美人の芳乃。
彼女たちとも頼めばヤれるのではと、湊としても仲良くなれる気がしている。
「でも、まずは……あたしたちだよ、湊?」
「だよねぇ♡」
「卒業まで、もう時間がないですから……ね?♡」
「わっ」
葉月と瀬里奈、穂波の三人にベッドに連れて行かれる。
三人はブラウスの前をはだけ、ブラジャーをズラして。
ぷるるんっ♡とGカップ、Dカップ、Eカップのおっぱいがあらわになる。
「あー、こんなすげーおっぱい見せられたら、まだ五回ずつはヤれそうだ……」
「あんたも凄いよ、湊。アリスたちと三回ずつヤっといて♡」
「今日は、梓さんとも二回って聞きましたけど?」
「あ、ああ。梓はちょっと控えめにしないとな」
「アズアズ、遅れてるだけだって言ってたけど、どうなのかなぁ?」
「わからん、梓もバイトで忙しくて、週イチくらいしかヤらせてもらえてないからな」
梓琴音は、毎月のアレが遅れているらしい。
忙しい梓とは週イチ、回数で言えば五回程度だが――
本人は遅れているだけだと言っている。
だが、湊はなんとなく「今度こそ当たりでは?」という予感がしている。
梓は「まさか私が一番乗り?」とブツブツ文句を言いつつも、どこか嬉しそうだ。
「でもさー、湊。あたし、梓に先越されるわけにはいかないから♡」
「私たちも高校を出る前に……ですね♡」
「デキてもいいのが八人、デキるまでヤらせてあげるのが麦たち三人だからねぇ♡」
「ああ、まだまだヤらせてもらう!」
湊は三人をまとめて抱き寄せるようにして。
舌を伸ばして三人で絡め合い。
続けて、三人の唇を順番に味わっていく。
「あっ……♡ 湊、今日こそ……ね?♡」
「好きなだけ、私たちヤらせてあげますから……♡」
「いっぱい楽しもうねぇ、みなっち♡」
どさっ、と三人の美少女がたゆんっ♡と胸を揺らしながらベッドに横になる。
彼女たちと出会った高校にいられるうちに、なんとしても願いを叶える。
デキるまで好きにヤらせてくれる葉月たちの想いに応えるためにも。
「頼めばヤらせてくれる女友達は、やっぱり最高だな……!」
「やんっ、がっつきすぎ♡ 今日こそ、ホントに三人まとめてデキちゃうね♡」
今度こそ、女友達との間にもっと確実な絆をつくるために。
湊は、ぐいっと葉月のパンツに触れながら――
女友達にヤらせてもらえる幸せを噛みしめていた。
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