第57話 二人目のギャルな女友達も優しい
「ね、ねえねえ! ま、まだ見るの、ミナミナ!?」
「ああ、もうちょっと――見せてくれ」
泉サラの会社、応接スペースのソファ。
会社の代表である泉が、そのソファに逆向きに座り、背もたれの頭を掴み、くいっとお尻を持ち上げるポーズになっている。
「も、もう20分以上パンツ見せてるんだけど! さすがにめちゃめちゃ恥ずい、恥ずすぎるよ!」
泉はお尻を持ち上げ、制服のミニスカートもみずからめくっている。
可愛い小さなお尻を包む白いパンツと、ほっそりとした太ももも丸見えだ。
湊は、パンツを息が掛かるほど近くで観察している。
泉は校内の陽キャグループのナンバー2、3を争うほどの美少女だ。
彫りの深いハーフ顔に、地毛の金髪と派手すぎる容貌の持ち主だが、スカートの下に隠されていたパンツと尻も最高に良い。
「しかし、ギャルでもやっぱ白いパンツはいたりするんだな」
「そ、そりゃ……色の好みは人それぞれだよ! アタシは白が好きなの! ギャルだからって黒とか赤とかはくわけじゃないもん!」
どうも、泉は興奮すると子供っぽい言葉遣いが出るらしい。
「と、というか、もうそろそろマジでパンツはいい……?」
「いや、まだ見ていたい。今日はギャルのパンツ三枚目だが、全然興奮するな」
「ギャルのパンツって、そんなにガン見したいもんなん……?」
泉は呆れつつも、くいっとパンツをずらして尻をよく見せたりと、変化もつけてくれる。
一応、湊はスマホを手に撮影もしているところだ。
だが、定点カメラを仕掛けて動画を撮っているので、あとで静止画切り出しでなんとでもなるだろう。
泉の最大の目的は、自分のエロい姿を記録に残し、仕事に生かすことだ。
その作業は問題なく進んでいる。
「これは真面目な仕事なんだもんな」
「そ、そうだよ! だから、ミナミナも本気でアタシのいっちゃんエロい姿が撮れるように頑張って!」
「あんまり、そういうテクニックは自信ねぇけど……あ、もうちょっとスカートちゃんと上げてくれ。尻がもっと見えるように」
「う、うん、こんなんでいいかな? うーっ、人にお尻をこんなに長々と見せるなんて、想像したこともなかったよ!」
「俺も想像してなかった」
葉月の陽キャグループの幹部、という程度の認識だった泉サラのスカートの下、パンツと尻を好きなだけ見られるのだ。
こんな幸せが今日唐突にやってくるなど、想像できるはずもない。
だが、友達が真剣にやっていることの手伝いでもあるのだ。
手を抜くわけにはいかない。
「ん、んん……あ、あれぇ? みなっち、まだサララのパンツ見てたのぉ?」
「ああ、やっと戻ってきたな」
「別に寝てたわけじゃないけどぉ……ぼーっとしてた」
むくっと、ソファの下で起き上がったのは、もちろん穂波麦だ。
着ていた制服の白ブラウスは前をはだけて、ブラジャーが下にズレてEカップのおっぱいは丸見え。
下はミニスカートをはいたままだが、太ももがうっすら濡れて光っている。
「はぁ……あんなことされるなんて、想像もしてなかったよぉ」
「みんなに、想像外のことが起きる日みたいだな、今日は」
そう言いつつ、湊はもう日付が変わったか時計を見ようとしたが――どうでもいいことだった。
「ム、ムギムギ、またすんごい声出てたよ! このフロア、ウチの事務所だけだからまだいいけど、声ヤバすぎ!」
「だ、だってぇ……ちゅ♡」
穂波は湊に抱きついて、軽くキスしてくる。
「み、みなみながサララのパンツ見ながらヤらせて――って言うから。でも、ヤりたいならヤらせてあげたいしぃ」
「アタシはパンツ見せるだけだから、二人がなにしててもいいけど! でも、ムギムギのあんな声聞きながらパンツって、なんかもうエロすぎたよ!」
そう、湊はさっきまで、ただ泉のパンツを見ていただけではない。
ついでに、穂波にもヤらせてもらっていた。
どうも、久々にヤれた身体だからか、穂波がずっとほしくてたまらない。
結局、泉の白パンツを鑑賞しながら13回目も済ませてしまったわけだ。
「でも、さすがに見てるだけでもしょうがないか。穂波も一緒にパンツ見せてくれ」
「も、もうー、そのために脱がさなかったのぉ?」
穂波はぶつぶつ言いつつも、泉と同じく逆向きにソファに座り、スカートをめくり上げた。
黒からはきかえたピンクのパンツと、ぷりんとした褐色の尻があらわになっている。
「うおお、最高にエロすぎるだろ……! 白と白! ピンクと褐色! ギャル二人の尻を並べて好きなだけ見て、触って、舐め回してもいいなんて!」
「アタシ、舐めていいとまで言ったっけ!?」
「む、麦は舐めてもいいけどぉ♡」
湊は二人の反応を見つつ、二人の太ももを軽く掴みながら、二つの尻に頬ずりする。
泉の白い尻も、穂波の褐色の尻もどちらもぷりんと柔らかくて弾力があり、頬で味わう感触が素晴らしすぎる。
「この尻の柔らかさをゲームで表現できたら勝ち確なんだけどな」
「そ、それはさすがに無理だよ! ドット絵だよ!?」
「ゲーマーとしては未来に期待したいな」
「だ、だよねぇ。麦たちが大人になる頃にはVRでえっちなお尻の感触まで表現できるかなぁ?」
「5年やそこらじゃ難しいんじゃないかな。でも、ウチらももっとえっちな表現にこだわってもいいかも?」
泉は恥ずかしそうにしつつも、みずから尻を湊のほうに押しつけてくる。
自分たちのゲームに新たに見えた可能性に興奮しているのかもしれない。
「ひゃあん、みなっち、お尻もパンツも好きすぎるよぉ♡」
「も、もしかして、ムギムギ、今日はずっとこんなことされてたの!? あんっ♡ お尻……そんなにっ!♡」
そうして、美少女ギャル二人の尻とパンツをじっくりと味わい尽くして――
「よし、次はおっぱいだ」
「欲望に素直すぎるよ!」
「あきらめたほうがいいよぉ、サララ。素直に吸わせちゃったほうが気持ちいいし、エロい画も撮れるからさぁ♡」
「そ、それもそっか! うん、じゃあ……死ぬほど恥ずいけど……おっぱい見せたげるよ♡」
まず、泉が白ブラウスの前をはだけて、パンツとお揃いの白いブラジャーをあらわにする。
「おおっ、やっぱでかい! 泉、身体小さいのに胸だけマジでデカいよな」
「しゃ、しゃーないやん! ここだけ育ちすぎたんだから! ほ、ほら……もっとブラの下も見てもいいよ?♡」
泉はぐいっとブラジャーを上にズラし――ぷるるんっ♡とボリュームたっぷりのおっぱいが飛び出すようにして現われる。
「Fカップ……いや、葉月と同じGカップか?」
「あ、当たり! 実はアオアオより少し大きかったんだけど、追いつかれたんだよね! あー、そういうことか!」
「葵、みなっちにヤらせてたんだもんねぇ。おっぱい揉まれて大きくなったってことぉ?」
「あー、葉月も俺に揉まれて大きく……って言ってたな」
おっぱい揉んで吸って、その上大きくできるなんて、最高すぎる。
葉月はGからまだ成長しそうでもあるし、楽しみだ。
「じゃ、じゃあ、条件が同じになれば、またアタシがリードするかも! それなら……揉んでいいよ!」
「それじゃ、遠慮なく」
「あっ♡」
まずは、泉の胸をたっぷり味わって――
「ああ、穂波のおっぱいもしゃぶりたい。いいか?」
「もう脱がされてるしぃ……いいよぉ♡」
「う、うん……アタシとムギムギのおっぱい、同時にたっくさん味わって! アタシを、もっとエロくしちゃって♡」
はたから見れば、ずいぶんと馬鹿――滑稽に見えるかもしれないが。
これは泉には仕事だし、穂波にも配信のネタだ。
二人が真剣に向き合っている仕事の一環なのだ。
湊も女友達に頼んでヤらせてもらうときは、常に全力。
ヤらせてくれる彼女たちを少しでも気持ちよくして、自分も快感をむさぼりたい。
つまり、湊と泉・穂波のギャルコンビはWin-Winの関係というわけだ。
湊は泉の白いGカップおっぱいをメインに責めつつ。
ギャルのGカップとEカップをゆっくりと味わい――
「んっ、ちゅっ、んんっ……♡ ふわぁ、キ、キスもいいな!」
泉は、トロンとした目になっている。
いつの間にか、泉ともキスするようになってしまった。
唇に頬、首筋、おっぱいに乳首、お腹にまで――
「む、麦にもぉ……キスしてぇ……♡」
「じゃあ、三人で舌を出して絡めようよ! ちゅ、ちゅっ♡」
三人でヤるときは、組み合わせがなんであっても、だいたい三人でキスする展開は確実に起きる。
唇を三人で重ねるのは難しくても、こうやって舌先を絡め合うことはできる。
泉と穂波が甘えて差し出してくる舌を、湊は夢中で舐め、吸い上げていく。
「ふぅ……じゃあ、そろそろ泉……一回目ヤらせもらっていいか?」
「二回目があるのは確定な言い方だよね!」
「確定してるのは、七回かな。穂波も最初は七回で一区切りだったしな」
「そのあと、さらに六回ヤらせてあげたけどねぇ♡」
泉は訂正して、ちゅっと唇にキスしてくる。
「あー、それで……泉はもしかして……」
「あ、うん……」
泉はこくんと頷いた。
それから、ちゅっ、ちゅっとこちらもキスして、ぺろりと唇を舐めてきた。
「ん……ぺろっ♡ ア、アタシも初めてだよ! 葉月グループの女子はみんな、実はみんな身持ち堅いんだよね!」
「グループで遊ぶのが最優先だったからねぇ。でも、リーダーの葵がみなっちと遊んでるなら、麦たちもしたいしぃ♡」
「葉月のグループって女子が五、六人いたけど、まさか全員……?」
「た、たぶんねぇ」
「さすがに他のみんなの経験のことは言えないけど!」
泉、穂波の他にも三、四人。
いずれもモデルやアイドルがつとまるほどの美少女ばかりだ。
人を見た目で判断できない――というより、葉月がリーダーというところに特殊性があるのかもしれない。
「っと、それより先に泉の一回目だったな」
「そうだよ! ほら、もっかいちゅー♡」
泉がおっぱいを押しつけて抱きついてきて、ちゅうううっと濃く唇を重ねる。
「はぁ……ア、アタシはいつでもいいからね?♡」
「その前に、あえて麦と14回目って選択肢も……あるよぉ?♡」
泉と穂波がどさりとソファに寝転がると、ミニスカートの裾が大きく乱れた。
また白とピンクのパンツが見えて――
湊はごくりと唾を呑み込んだ。
どちらの選択肢を選ぶか――
どちらにしても、泉の一回目から七回目、穂波の14回目を楽しむことに変わりはない。
「だいぶ待たせたし、泉の一回目だな。じゃあ、あらためて――泉、七回目までたっぷりヤらせてくれ!」
「は、初めてでそんな台詞聞かされた女子、アタシくらいだよ!」
「やんっ♡ ムギムギとか言っといてぇ♡」
湊は片手で泉のミニスカートをめくりつつ。
穂波の細い腰を抱き寄せ、唇を重ねる。
「穂波とキスしながら、泉の一回目、ヤらせてもらっていいよな?」
「む、麦は全然おっけぇ♡」
「やっぱ、アタシの初めては3
さっきから好きにしまくっているが、あらためて許可が出たところで――
あとはなにも考えず、ヤらせてもらうだけだ。
これで女友達は七人、ヤらせてくれる女友達が七人だ。
今のところ、ヤれることがわかっている女子はこの二人だけだが、今夜が大きなターニングポイントになるかもしれない。
湊は女友達との関係をもっと深く、強くしていきたい。
彼女たちを手放すつもりなどない以上、ヤらせてもらうこともまた友情のために必要なのだ――
(※ミニあとがき
いつもの面々の出番が全然なくてすみません。次回か次々回には再登場予定です)
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