番外編4 二人の女友達は止まらない
台所のほうから、ぺったんぺったんと軽快になにかをこねている音がする。
今、瀬里奈が料理中だ。
瀬里奈家にはいわゆるダイニングはなく、居間で食事をとるらしい。
湊と葉月も、その居間で料理ができあがるのを待っている。
一応、湊は最近は少し料理を覚えたので瀬里奈に手伝いを申し出たが――
「私に任せてください。葵さんと遊んでていいですよ」
と、ニコニコと笑顔で言われてはそれ以上強くは出られない。
「んっ、んむむ……んっ、んーっ♡ んっ♡」
湊と葉月は、正確には居間の外の縁側に並んで座っている。
ちゅっ、ちゅっとキスしながら抱き合い、時折湊の手が葉月の胸元やスカートの中に滑り込んでいく。
「んんっ……も、もうっ……おとなしく待てないの、あんたは♡」
「最初にキスしてきたのは、葉月じゃなかったか?」
「そ、そうだけど……んっ、ちゅっ……んんっ……だって、瑠伽が遊んでていいって言うから」
そう言いつつ、葉月がまたキスしてきて、舌で湊の唇を舐めてくる。
「スマホいじるのも味気ないしなあ。やっぱ、葉月のおっぱい揉んでるほうが楽しい」
「ス、スマホと比べないでよ……やぁんっ……!♡」
ぎゅっとおっぱいを鷲掴みにされて、葉月の身体がびくんと跳ねる。
縁側の向こうは広い庭になっていて、ここで多少声を上げても隣近所には聞こえないらしい。
それでも葉月はいつもよりは声を抑えている。
そんな葉月が可愛くて、湊はいつも以上に力を込めておっぱいを揉み、スカートの中にまで手を突っ込んで楽しんでしまう。
「や、やぁんっ……あっ……な、なんか悪くない? 瑠伽が料理してるのに、あたしたちだけこんな楽しんじゃって……」
「だよなあ……」
「い、いいよ……♡ もう脱いじゃおうかな……スカートはいてるし」
「そういや……葉月、下着の替えは持ってきてるのか?」
「と、泊まりなんだから当たり前……ひゃあんっ、そ、そこに突っ込んじゃダメぇ……♡ い、一応パンツは3枚持ってきたけど……んんっ、深いってばぁ♡」
「ちょっと敏感すぎないか、今日は……」
「あ、あんたがさっきメチャクチャするから……湊こそ、まだ元気すぎない? だって……」
「うん?」
湊は、葉月のブラウスの前を開け、濃いピンクのブラジャーをズラしておっぱいをぷるるんっと飛び出させながら聞き返す。
「あ、あたしのおっぱい揉みながら瑠伽とちゅーしまくって……」
「そうだっけか……」
「忘れてんじゃねー!」
葉月は怒っているが、もちろん湊は忘れていない。
二人の胸と口を目一杯使って気持ちよくさせてもらったのだ。
こんな最高の快感を忘れたりしたら、葉月と瀬里奈に悪い。
「まったく、この男は……んっ、ちゅむっ、んっ♡」
葉月は文句を言いながらも湊に抱きついて、夢中で唇を重ねてくる。
湊もその葉月の唇をむしゃぶるように味わい、舌を絡め合う。
すると――
「わっ、びっくりした」
ぶるるっ、と小さな振動音が聞こえた。
葉月は驚いて、スカートのポケットからスマホを取り出す。
「あ、ごめん、湊。ちょっとライン来てる。返事していい?」
「ああ、どうぞ」
葉月は頷いて、スマホを操作する。
「あー……なんかちょっと話長くなりそう」
「いいよ、ごゆっくり。俺は瀬里奈の様子を見てくるか」
「うん、そうしてあげて。もー、メイって恋バナ始めると止まらないんだよね。カレシとラブラブなのはよくわかったから」
葉月はタタタッとスマホの画面をタップしている。
確かに、長くなりそうだ。
「じゃあ、ちょっと台所行ってくる」
「うん、いってら――きゃんっ♡ ちょ、ちょっとなに乳首にちゅーしてんの!」
「いや、行ってきますのキスを」
「そんなもん、ちゃんと唇にしろっつーの!」
葉月はスマホから目を離して、ちゅっとまたキスする。
湊は苦笑しつつ、葉月と舌を軽く絡めるキスをしてから、縁側で立ち上がった。
台所のほうへと向かう。
瀬里奈が軽快に作業をしている音が聞こえてくる。
「瀬里奈、葉月が今手を離せないから、俺も少しは手伝いを――って、おい」
「きゃっ……き、来てくださって嬉しいような、恥ずかしいような……あうう……」
「なにしてんだ、その格好は」
瀬里奈は髪をポニーテールにして、白いエプロンを着けている。
しかし、肩が剥き出しで、エプロンの襟元や横から白いおっぱいのふくらみが丸見えだった。
「ちょっと後ろ向いてみてくれ、瀬里奈」
「うう……は、はい……」
くるっと後ろを向いた瀬里奈は――真っ白な背中が剥き出しだった。
同じく白い太ももと――
「一応、パンツははいてるんだな」
「い、一応これだけは……」
さっきたっぷり見せてもらった黒パンツをはき直している。
ぷりんとした小ぶりな尻と、色っぽい黒の下着のコントラストがエロすぎた。
「まさか、裸エプロンをマジでやるとは……」
「パ……下着ははいてるので、裸ではないです……」
儚い抵抗をしているが、かろうじてはいているだけだ。
ほぼ裸エプロンと言っても過言ではない。
「しっかし……」
「な、なんでしょう。いえ、私がおかしいのはわかってますけど」
「いや、すっげーエロい。瀬里奈みたいな清楚な女子がやると、余計にエロすぎて」
「そ、そうですか。私、本当にすっかりえっちな子に……」
「でも、裸エプロンってエロ動――じゃない、漫画とかでたまに見るが、実際に見ると全然隠せてないな」
「きゃっ」
湊がエプロンの胸元を横から軽く引っ張ると。
ぷりんっ、とDカップのおっぱいと可愛いピンクの乳首がチラリと見えた。
もう興奮してるのか、少し尖っているようでもあった。
「や、やんっ……びっくりしました……」
「あ、悪い。急に見たらまずかったか」
「い、いえ、ちょっと驚いただけで……確かに無防備ですね、これ……」
「よかった、いいのか」
湊はさらにもう少しエプロンを横から引っ張って、乳首を覗き込む。
散々拝んできた乳首だが、こうやってエプロンの隙間から覗くと興奮してしまう。
「ええ、別におっぱい見られるくらいは……」
「おお……っと、料理の邪魔して悪いが」
「いえ……今、ハンバーグのタネの準備ができたところですから」
「あー、ハンバーグなのか。いいな、俺も大好物だ」
「ええ、葵さんからのリクエストなんです」
瀬里奈は胸を見られて恥ずかしいのか、顔を真っ赤にしながら説明する。
「ファミレスとかコンビニのハンバーグはもう飽きたから、本物を食べたいらしいです。湊くんもよく召し上がってると聞いたので」
「そういや葉月、よくハンバーグ食ってんな。俺も一緒に食ってるけど。瀬里奈のハンバーグ、楽しみだな」
「あ、あまり期待しないでくださいね。普通ですよ」
はにかんでいる瀬里奈は、おっぱいを見られたときより恥ずかしそうだ。
湊は何度も瀬里奈の手料理をごちそうになっているが、常に期待を上回る味だったので、本当に楽しみだった。
「瀬里奈のハンバーグも、瀬里奈のおっぱいみたいに最高に美味しいだろうな」
「そ、その表現は必要ですか!?」
「つか、せっかくの裸エプロンなのに……その黒パンツもエロいけど、全裸バージョンも見てみたいかも」
「そ、それは……」
お願いすればなんでも受け入れてくれる瀬里奈が、珍しくためらっている。
「わ、私も裸に挑戦しようとしたのですが、恥ずかしいのと……えっと、さっきのが……急にこぼれ出したりしないか不安で……」
「あー……」
「きゃっ♡ ま、またお尻……♡」
湊は瀬里奈のお尻に手を這わせながら納得する。
「さっき、瀬里奈も葉月も2個ずつ使ったが……」
「葵さんがウトウトしてた間に……つ、着けずに一回してしまいましたからね……」
「葉月、マジで全然気づいてなかったみたいだな」
細かくカウントしている葉月が、それぞれ2個ずつ、おっぱいとキスで一回と思い込んでいるようだった。
「あいつ、今は友達とラインしてるみたいだ」
「あんっ……♡ 今度はおっぱい、直接……!」
「やっぱ、裸エプロンなら脇から手を入れておっぱい揉まないと」
「そ、そういうものなんですか……やんっ、ああんっ♡」
湊は瀬里奈のちょうど手に収まるくらいのおっぱいの柔らかさを味わい――
「あ、葵さん、お友達多いですからね……」
「ああ、陽キャの女王の葉月の邪魔はしたくねぇんだよな」
他の友達と楽しそうにしている葉月も、湊は嫌いではない。
男がいると話は別だが、葉月は友達であると同時に女王で、湊はそれを否定しない。
おそらく、瀬里奈も同じだろう。
「はうっ、んっ……ハ、ハンバーグはあとは焼くだけですから……」
「ん?」
「葵さんがラインをしてる間に、一回くらいなら……♡」
「おお……裸エプロンの女友達にヤらせてもらえるとは」
「い、いいですよ……裸エプロンのはしたない私を……ハンバーグの前に召し上がってください……♡」
ちゅっ、と瀬里奈は優しくキスしてくる。
湊はそのキスに応えて、華奢すぎる彼女の身体を抱く。
裸エプロン一枚だけという格好なので、柔らかさとあたたかさが直接伝わりすぎる。
「アレ、まだ4個使っただけで、残りは140だったな」
「は、はい……まだ減らないですね……ちゅ♡」
瀬里奈は湊にキスしてから、恥ずかしそうに笑う。
ハンバーグも楽しみだが、その前にもっと美味すぎる身体を味わえそうだ。
「ちょ、ちょっと、湊、ガン見しすぎ!」
「さ、さすがに少し恥ずかしいですね……」
三人は、予想以上に美味しかった夕食を楽しんで――
少しくつろいだあと、やってきたのは瀬里奈家の風呂場だった。
湯船も洗い場も瀬里奈が言ったとおり、かなり広い。
「いや、これは見ちゃうだろ」
その洗い場に、真っ白な肌の葉月と、もっと白い肌の瀬里奈が全裸で立っている。
一応、二人ともタオルを身体の前に当てているが、おっぱいも乳首も、まったく隠し切れていない。
「つーか、もっとよく見せてくれ」
「も、もう……さっき、脱衣所であたしたちが脱ぐところもメチャメチャ見てたよね」
「私、ちょっと乳首吸われちゃいましたし……」
「それも、見たり吸ったりは当然っつーか」
なにしろ、校内でも一、二を争う美少女二人が目の前で服を脱いでいるのだ。
何度裸を見たあとでも、興奮しないわけがない。
葉月は制服のカーディガンを脱ぎ、白ブラウスのボタンを外して、チェックのミニスカートを床に落とした。
下から現れた、昼間に1ラウンドヤったとき、瀬里奈の部屋でたっぷり遊んだときと同じ濃いピンクのブラジャーとパンツ。
ブラのホックをぱちんと外し、たゆんと揺れながら現れたボリュームたっぷりのおっぱい。
それに、細い腰をわずかにくねらせながらパンツを脱ぐシーンはダメと言われても見ていただろう。
瀬里奈はさすがに食事中はきちんと胸元にフリルがついた白いワンピースに着替えていた。
瀬里奈がワンピースをするりと脱ぐと、下からはノーブラのおっぱいと可愛い乳首、それに黒のパンツが現れた。
食事が済んだらすぐに風呂、と湊たちは決めていたために、ブラジャーを着け直すのが面倒だったらしい。
ワンピースから生のおっぱいが現れたときは、何度も瀬里奈のDカップを味わった湊も少し驚いてしまった。
そして今、そんなスタイル抜群の二人が、全裸で風呂場にいる。
「こ、ここのお風呂、広いですけど普段は使ってないんですよね」
「えっ、そうなのか。もったいねぇな」
「お祖父様――もう亡くなりましたけど、お祖父様が広いお風呂が好きでつくったのですけど、ちょっと大きすぎて……」
「まー、でかいね。温泉旅館のお風呂みたいだもん」
葉月も、巨大な湯船を眺めて呆れている。
三人どころか、その倍でも入れてしまいそうだ。
ここに毎日湯を張っていたら、それだけでも水道代がけっこうなお値段になるだろう。
金持ちの瀬里奈家でも、無駄遣いは避けて当然だ。
「もう一つ、普通のお風呂場があって普段はそちらを使ってます。今日は、お友達が来ると両親には説明してありますので、家政婦さんがここを掃除してくださって……」
「それで、昼まで家政婦さんがいたのか」
確かに、それは重要な仕事だ。
湊にも葉月にも瀬里奈の昼食は惜しかったが、その代わりにこの広い風呂に入れるのなら悪くない。
二人は、自宅で時間を潰している間に1ラウンド楽しめたのだから、文句などあるはずもない。
「じゃあ……二人に洗ってもらってもいいか?」
「なにがいいか、よ。はー……まったく、世話の焼ける友達だよ。この前、フェアランのお風呂で気に入ったみたいだし、おっぱいで洗ってあげる」
「マジか!」
「ほら、そこの椅子座って……んっ」
湊が低い椅子に座ると、葉月はその後ろに回ってぎゅっとおっぱいを押しつけてきた。
さすがにGに近いFカップのおっぱいの圧力は凄まじい。
ぷよん、と潰れたおっぱいの感触が湊の背中に伝わってくる。
「では……わ、私は……前を洗いますね……」
「うおっ……」
瀬里奈は湊の前に座って、ぴったり寄り添ってくる。
葉月と瀬里奈、二人の美少女が生おっぱいを押しつけながら身体を洗ってくれる。
これ以上の天国がこの世に存在するだろうか?
「こいつ、なんて贅沢な……あたしだけじゃなくて、瑠伽のおっぱいに挟まれて洗ってもらうとか……」
「これ、洗うっていうのか……いや、やめなくていいからな、瀬里奈?」
「は、はぁい……きゃっ♡」
湊は前にぴったり密着している瀬里奈の腰を抱き寄せる。
「やべぇ、前も後ろもおっぱいとか、たまらねぇ……すげーいい……」
「そりゃ、すげーいいでしょーけど、こっちも洗ってあげてるんだからね?」
「わ、わかってるって。やっぱ、葉月のおっぱいもすげーわ」
「すげーって……ば、ばーか。ほら、モゾモゾしないでおとなしくしててよ♡」
葉月は胸を押しつけ、湊の背中を往復している。
柔らかい感触が滑るように行き来して、最高に気持ちいい。
「瀬里奈も……もっと強く……」
「で、ではキスも……んっ、ちゅっ、んっ……♡」
瀬里奈は顔を上げて、唇を押しつけてくる。
ちゅっちゅっと唇を重ね、湊は遠慮がちに差し出されてきた瀬里奈の舌も吸う。
瀬里奈が生おっぱいを押しつけつつ、夢中でキスしてくる。
背中には圧倒的ボリュームのFカップおっぱい。
前と後ろで同時に責められて、もうたまらない。
ヌルヌルした背中の感触と、瀬里奈の唇と胸の感触。
こんな最高の快楽を味わえるとは、湊は夢にも思わなかった。
二人にたっぷりと身体を洗ってもらってから――
「はぁ……いいお湯だよね……」
「よかったです、お湯加減がお好みに合ったようで」
「瀬里奈はなんでも上手いよなあ」
湊は広々とした湯船に浸かり、右に葉月、左に瀬里奈がいる。
葉月はミルクティー色の長い髪を、瀬里奈は長い黒髪を後ろでまとめていて、二人ともうなじが剥き出しだ。
おまけに熱い湯で肌が火照っていて、葉月も瀬里奈もいつも以上に色香が溢れている。
「きゃっ……こ、こら、また胸……!♡」
「やんっ……お尻……もう何度も洗ってたのに……♡」
「せっかく、二人と風呂入れたんだし、こっちも洗ってやらないと。友達だからな、どっちかがサービスするだけじゃダメだろ」
「……なんか、あたしが洗ってやっても、あたしが洗われても、湊が得してるような」
「しかも、一回ずつ……ここにはアレは持ち込んでませんでしたしね……」
「風呂場でっていうのも、たまには悪くねぇな」
「なーにが、『たまには』よ。あたしと一緒に入ったときは、絶対洗い場かバスタブの中で一回は……す、するでしょ」
「おっぱいとか他でも……だから、二回以上はしますよね……」
「……えーと、風呂を上がったらなにして遊ぼうか」
「ごまかすんじゃねー。まったく、この男は」
「あ、でもまだ夜は長いですからね。客間は用意してありますが、私の部屋にお布団を三組敷けますから……」
「お布団でゴロゴロしながら、ゲームしたりおしゃべりしたりしよっか」
「修学旅行みたいだな」
「わぁ、楽しみです♡」
絶対に、ゲームやおしゃべりだけでは終わらない。
三人はそれをわかっているが、もちろん普通に遊ぶつもりもあるし、楽しみでもある。
「その前に、せっかく用意してもらったんだし、風呂を楽しまないとな」
「やんっ……こらぁ、今度はどこ触ってんの……♡」
「んんっ……ど、どこでも触っていいですけど……ちゅーしてください……♡」
湊は頷いて瀬里奈にキスし、続けて葉月の唇も味わう。
二人の女友達の身体をまさぐりながら、まだまだこの夜を楽しめそうだと、楽しみで仕方なかった。
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