第14話
大切なイベントが終わった後、俺は家族に怒られていた。「心配だったんだから!」そう夏海はいった。
俺はイベントが終わった後
家に帰りそのまま俺は家の玄関に倒れたのだ。
そして俺は夏海に自分の部屋へと連れて行かれたのだ。そして今俺は現在進行系で家族に怒られている。
でもしょうがないのだ。俺はイベントの結末を知っている。だからこそ助けたい。
そう思ってしまうのは必然なのだ。けどそれを家族は知ることは無い。本当は声に出して転生したことを伝えたい。だが無理なのだ
そうして俺は部屋に入って行った。…………
部屋に入った俺はふと日本での生活を思い出していた。…………
まず俺は前にも言ったが高校生だった。最初は全くゲームというジャンルに興味がなかった。「ゲームって必要なの?」と思うほどだ。
しかし俺の親友の晶に恋愛ゲームに誘われてはじめる事となった。それからはもう止まらなかった。
隠しキャラ以外の攻略対象をすべて攻略し、ボイスドラマは全て買った。
そして俺は高校2年生でヲタクと化したのだ。…………
思い出してみると家族が心配になった。もう日本に戻れないと言う事は分かっている。だが心配なものは心配なのだ。
俺は家族にわかれのあいさつもせずに旅立ってしまった。
もしかしたら今も俺は家族と幸せに暮らしてたのかも知れない…………ふと鏡を見ると泣いていた。無意識だった。それを考えると止まらなくなる。
だけど俺は多田平達平だ。主人公の友人キャラだ。そんな俺がこんなところで泣いてはいけない。俺は涙を拭いた。そして俺はまた決意を新たにしたのであった…………
Side太陽
俺は雨宮太陽。俺には友達がいる。その人の名前は、「多田平達平」だ。
けど俺いや私には彼にも打ち明けていない秘密がある。私が女子だってことだ。私がこうなった原因は5年前まで遡る。………………
私は雨宮家に長女として生まれた。けど父親は私の母さんを怒った。「なぜ女を産んだんだ!!」と…………
私はその直後泣いた。怖かったからではない。自分のせいで母さんがケガをするのを見ているのが苦しかったのだ。だから私は男子になった。
運良く私は「無性発達疾患」らしいためあまり臓器が育たない。だから私にとって好都合だ。
そして私は口癖を変えて誰もが見てもイケメンに変貌した。私はもともと運動神経が良かったからその分うまく学校生活を送れていたと思う。
その時彼に出会ったんだ私は学校に行くときにある人に挨拶した。これが中学デビューと言うらしい。俺は「雨宮太陽よろしくな!!:とできるだけ男っぽく似せて喋る。
そして私は学校に通うこととなったのであった…………
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