第4話
前々から妹は俺のこと好きみたいな、
そんな認識でいたのだが。
たまに、勢いで抱きついてきたりとか。
あとは、私が迷子にならないように、
とか言って手繋ぎを要求してくることは
中学生の頃に何度かあったが。
高校生になった今。
エスカレートしたのか、
流石に今日の行動は俺が思わず目を背けるくらいやり過ぎだった。
描き忘れたが、キャミの下は恐らく何もつけてない。
二つの小さな突起が俺の目に飛び込んできたからな。
上も下も。
とにかく妹のアイリは。
大変なことになっていた。
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