第15話 私の妻と、沖田くんを読んでいる。

 日曜になったので再びスタバ。亀のように歩みの遅い原稿と資料を持って再びスタバ。最近私の血はカフェオレでできている気がする。

 3時間ほど唸りながら粘る。あまりにも低温動物な主人公なので、熱を与えるのが大変だ。でもこういう低温動物の男子が意外に多い気がする。唸る。


 仕事と原稿の隙間で非常に恐縮だが、九藤朋先生の「私の妻と、沖田くん」を読んでいる。この作品は、ノベルアップの歴史・時代小説大賞の受賞作である。日ごろから交流をさせていただいている方なだけに、受賞と書籍化は大変嬉しい。まだ序盤だが、沖田くんの静かに不穏な雰囲気を出している。

 地元の本屋では手に入らないかもしれないと思い、事前にネットで注文した。その後、地元の本屋を巡っていたら、なんと店頭に置いてあった。やっぱり本屋にあるのは嬉しいね。

 ちなみに私の一押しの九藤さんの作品は「鉱石家の人々」です。

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