休日のお約束

すーすー

すーすー

「起きろー!空!!

あーさーだーぞー!!!」

う~ん うるさい

くたばれ

ドス!

「おふ!!あぶねー

このあほが!」

「ぐふ!

いってぇー!!!」

なんだなんでいきなりこんな痛いの!!


「ようやく起きたな アホンダラ!!」

ア~ こいつか

「朝から何の用 いたいんだけど」

「おう とりあえず今日すこし手伝え、休みだろ?」

「休みは休むためにあるんだよ。動くためにあるんじゃないんだよ?

何言ってんの?」

「学生の休みは親を手伝う日だ!!」

「んなあほな あ~あほだったね」

「うるせいー!! 」

あ~うるさい 寝起きだぞ

今日もか めんどくさい

「わかったよ 行くから」

くそー 休みがー はぁ












「さて今日はこいつだな」

依頼書が3枚も渡された。

まじか そっと自然な動作で机に置き執務室出ようと

あ!

「おい、行くならこれも持ってけ」

依頼書を手の中に握らされる くそー

「ぼく 学生! なんでこんな仕事しなきゃいけないのさ!!」

「頼むよ! 溜まってるんだよ!! それも急ぎでどうにかしなきゃ後で何かあった時被害が出るかもしれないんだよ!」

「なら!ちゃんとした人に依頼すればいいじゃないか!!」

「適任が居ないんだよ! ほかの任務に行ってもらってるからいないんだよー!!」

ほんと人数が居てもまともなのがいないのね。

もうめんどい

あ~ どんなのなんだ? えーと

「ちょっと なんでワイバーンなんて刈らなきゃいけないの?

下級とはいえ竜種だし、紅炎鳥もとかめんどい、でワイルドウルフ?

ウルフなんてほかにまわしてよ。 ランクCでしょ。」

うん 今日中に終わらせるの大変なんだよなぁ


「あ~ これなぁ そうしたいんだけど周りの外壁が老朽化してるとかで

いつまでも放っおいて、防ぎ続けるのも時間の問題でなぁ。それに流通の都合上処理しないわけにもいかないんだよ。

補修のためにも急ぎで終わらせてほしいんだよ。」

あ~そういうことか

外壁問題も深刻だな~

20年間も持ったんだからいいほうなのかなぁ

はぁ 

「わかったよ はぁ

いってきます。」

「おう いってこい!!」


なんて元気なんだ くそうー

やすみなのに~ はぁ



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