青空のふもと

第118話、７年前の記録

　最近、やっと涼しくなって来て、自室でのPC作業が行えるようになった。

　２階にある自室は、結婚して実家を出る以前からエアコンが故障。（ ２５年間に亘って使い続けて来た年代物のエアコン ） リフォームや生活必需品の購入で、エアコンの修理費が捻出不可能な為、今シーズンは修理・買い替えを断念。

　南向きの自室は、真夏のこの時期、夜間でも３５度を超え、とてもではないが室内にはいられない。 デスクトップ以外にノートPCもあるのだが、いちいち１階のリビングに持って行かなくてはならず、面倒臭がり屋の性格が行動に影響し、創作更新の停滞に拍車を掛けていた。

　ストックしてある『 ネタ 』を整理していると、以前に創作していた別サイトのファイル内に、第２話や、第１８話・１９話で掲載させて頂いた『 娘と妻 』の会話記録を見つけた。 記録によると５歳頃なので、幼稚園年長さん頃か。 第２３話の『 凧作り 』や、３２話の『 サンタさんからの手紙 』ネタも、このファイルからの転用である。

　読み返してみると面白かったので、掲載してみた。

　ちなみに現在、娘は１２歳（ 早生まれ ）。 中学１年である。

　もう７年も経つのか……（笑）

「 お母さん、反対語クイズ、やろうよ～ 」

「 ナニそれ？ 」

「 反対の言葉を言うの 」

「 ふ～ん……　じゃ、背が高い、の反対語は？ 」

「 背が小さい！ 」

「 う～ん……　文法的に、間違い。 ５０点 」

「 ナンで～！ 」

「 背が低い、って言うのよ？ 」

「 ふ～ん……　次っ！ 」

「 立ち直りが、早いね。 理解してないな？ さては 」

「 いいから、次！ 」

「 じゃあ……　笑う 」

「 泣く！ 」

「 正解。 じゃあ、温かい 」

「 冷たい！ 」

「 正解。 速い 」

「 ん～……　 遅い！ 」

「 よし、正解。 入る 」

「 入らない！ 」

「 ……なるほど、そう来ましたか。 ある意味、正解 」

「 違うの？ 」

「 ホントは、出る、でしょ？ 」

「 そっか……　あやちゃん、まだ幼稚園だから、よく分からないの 」

「 来年、小学校だね～？ 」

「 小学校に入ったら、お勉強するから、もっとお利口さんになると思うよ？ 」

「 じゃあ……　入学！ 」

「 中退！ 」

「 ……は？　卒業って言うのよ？ 」

「 だって〇○君のお父さん、高校、チュータイしたって言ってたもん 」

「 …… 」

　会話記録によると、当時、住んでいたコーポ近くにあった焼き鳥屋店内にて交わされた会話で、添付された画像もあった。

　画像は、ボックスのテーブル席ではなく、カウンター席にて『 こころ（心臓） 』を食し、超満足気な娘の顔……

　５歳児で、こころかよ。 そんな味、覚えるな。 食べさせる側（ 妻 ）にも、ある意味、問題があると思うが……

　まあ、それ以前に、幼稚園児を焼き鳥屋へ連れて行き、しかもカウンター席に座らせる事の方が問題なのかもしれない。(笑)　 多分、娘は『 呑み助 』になる事、間違いないだろう。 ６歳にして、既に、大いなる未来の姿を垣間見たような気がした……

　＊５歳の頃の写真なら、公開しても問題無さそうです。（ 既に、７年

　　前だし ）

　　こういう『 アホ面（づら） 』は、アホな私に似ていますね。(笑)

　　普段は、頭脳明晰な妻に似た、『 優等生的 』顔立ち。 現在は、メガ

　　ネを掛けています。

　　近々、近況ノートにUPしておきますね。