第59話、ブルーハワイ

 タイトルは、プレスリーの名曲ではない。

 『 カクテル 』と言えば、お分かりかと。 言わずと知れた、ハワイで誕生したトロピカルカクテルの1つである。


 この拙作エッセイ『 青空のふもと 』は、今はもう閉鎖されてしまった老舗投稿サイトにあった私のページネームだが、連載当時は、酒に関する記事のコーナーもあり、好きなウイスキーを中心に、カクテルの話しもよく掲載していた。

 今回は、久し振りにカクテルのお話し。


 我が家では、毎週土曜の夜、楽団の練習から帰宅して入浴した後、小さな『 宴 』を催す。 いつの間にか、娘も参加するようになり( 娘の場合は、ただ単に、夜遅くに菓子・ジュースが飲食出来ると言う『 特典 』のみ )、家族3人で、世界事情から世間話・人気の話題曲などを語り合っている。

 そんな中、娘用にコンビニで購入して来たブルーソーダを、何となくラムで割ったところ、実に爽やかな色合いとなり、思わずスマホで写真を撮った。

 甘い口当たりが、ソーダーと良く合い、中々に楽しめる。


 本当のブルーハワイは、パイナップルジュース・レモンジュースで仕上げ、カットしたパイナップルや季節の花を添えるのだが、まあ、そこのところは割愛。 ラムは、バカルディを使用。 これも本当ならブルガル( ドミニカ共和国産 )との事だが、ホワイトラムなら何でも良いらしい。 アイスは、普通のカチ割り。 バーでは、クラッシュを使用するのが本式で、詰まった場合の為にストローが2本、添えられている。

 今回のグラスは、沖縄・八重山諸島周遊時に購入した、琉球グラスだ。 無数の気泡が入れられたもので、全体に青い色が入り、実に夏らしい。


 今、ハワイは今世紀最大の山火事に見舞われ、大変な事になっている…… そんな中、何とものんびりした話で申し訳なく思うが、小さな一家庭である我が家にとっては、自然災害に遭遇された方々の、辛い心中を見舞う事ぐらいしか出来ない。

 一刻も早い復興を、グラスの爽やかな蒼さを通し、切に願った。



 *雑然としたミニテーブル上の状況写真で申し訳ありませんが、グラスの画像を

  近況ノートに掲載致しました。

  もう少し、視覚的・映像的に、レイアウトを吟味・考察した方が良かったかも。

  すみません、既に、酔いが回っておりまして……

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