激動の朝
ダリア : そのアシュレイちゃんがいる場所って、例えばモンスターのような、敵はいたりしますか?
GM : 外から見た限りでは安全そうです。
マール : 即座の危険はなし、か。しかし怖いな。これでもう入らざるを得なくなった。
ダリア : じゃあ……「ア、アシュレイちゃん、私の声が聞こえますか?今からみんなを呼んでくるので、そこを動かないでくださいね?」
GM : 外からの声は聞こえるみたいで、アシュレイの口は、「わ・か・っ・た」と、動いたように見えます。
ダリア : ちょっとだけほっとしてから、最低限の服だけ着てばたばたとみんなのところへ向かいます。
GM : では、部屋の外組、朝ごはんなのに降りてこないな~、と心配している感じでしょうか?
エリカ : 「……」(朝ご飯を食べずにじっと待っている)
ゴーシュ : そのうち来るだろうとおもって普通に食べてます
マール : ネイルをやすりで手入れしている。けど、視線はドアのほうへ。
エリカ : 同じように視線はドアの方に向いています
GM : そこにダリア先生があわてて降りてくるカンジでしょうか。
マール : それがいいかと。
ダリア : そうですね、そうなるかと。
GM : では、パーティーは全員合流ということで。
マール : 「ゆうべは、おたのしみ、でしたね。なんていえる状況じゃないね。なにがあったし?」
エリカ : 「……先生?」
ダリア : 「そ、それがですね……」と、慌てる自分を抑えるように深呼吸した後、状況を説明します。
ゴーシュ : 先生の話を聞いて感心します「世の中いろんなことがあるもんだなぁ」
マール : GM、ダリアに、300年前の魔法とマイナーな地方の話を共有したいです。
GM : 了解です。この時点で情報はすべて共有されました。
エリカ : それらの話を聞いてガタッと立ち上がり、サーベルを携えてアシュレイの部屋に向かおうとします。
マール : 「センセ、何かそれとカンケーあるっぽくね? めっちゃ怪しいし」
ゴーシュ : 「とりあえず見てみねーことにはなあ」とガシャガシャ部屋にいきましょう
ダリア : 「エリカちゃん落ち着いて、今すぐどうこうはないから」とエリカさんをなだめます。
ゴーシュ : 「見ても俺になにかわかるとはまったくおもえねーけど」
GM : では皆さんに確認です。ここから先はダンジョンです。買い物漏れとか、ないですか?
ダリア : 「少なくとも、魔法の道具であることは確定ですよね……本当は色々考察したいですけど、ゆっくりもしていられないのが……」とマールさんに応じます。
エリカ : 「…」(先生の言葉に立ち止まって話を聞いている)
マール : 使い魔を呼びます
マール : 「ハウスの中なら、あるいは、目がいるかもしれねねーからね」
ゴーシュ : 保存食を10食分購入しておきます
ゴーシュ : 「なんかあってもメシさえあれば何とかなるしな」
ダリア : 確かに、日数のこと言われましたし、保存食と水は確保したいですね。
マール : そういえばそうでしたね。中ででてきたものを食べるとブリキのおもちゃになる
なんてことも……。
エリカ : 念の為保存食1週間分を購入しておきます。
ゴーシュ : ヨモツヘグリを食べてはいけない。
エリカ : 黄泉の食べ物を食べると黄泉の住人になるともいいますからね。
マール : 同じく買い物をします。
GM : 了解しました。
ダリア : 仮に中で食料が手に入ったとして、材料が何かわかったものじゃないですね……(遠い目)
ダリア : では、私も保存食一週間分を購入します。
GM : はいな。
エリカ : 「黒い、鳥……?」(マヌーカ村よりも高地の洞窟村で生まれたためカラスの事をあまり知らない)
マール : 「あーしの使い魔よ。ようは、頼りになるダチさね」
GM : では、みなさまが準備を整えてアシュレイの個室に入ってみれば、はやり、部屋にアシュレイはいません。
ダリア : ドールハウスのさっきと同じ場所にいますか?
GM : 同じ場所で明かりを灯して鎮座しています。
ドールハウスは高さ1m、横幅2m、奥行き70cmの大きさ。3階建の家の中に9部屋が作られています。各部屋には壁紙や暖炉、飾り皿、応接セット、台所用品、シャンデリア、絵画に至るまで、すべて本物の材料でこしらえたミニアチュールが納まっています。
ダリア : それを見て、ほっとしつつ「どうやったらアシュレイちゃんを助けられるのかしら……中に入らないといけない、とか……?」
ダリア : 改めてサイズを聞くと、本当に大きいですねぇ。
エリカ : 「……。分からない……」
ゴーシュ : 「家の中に入るなら玄関からじゃねーかなあ」といって入り口にあたる部分を見たり触ったりしてみます
GM : ドールハウスの前にはアシュレイが書いたらしきレポート用紙と、1枚のカードが置かれています。
「お客さまは玄関からおはいりください。チャイムを押すとベルが鳴るよ」
ダリア : そのレポート用紙は、今の段階で手にして読めますか? 小さくなってたりします?
ゴーシュ : これはうっかりチャイムを鳴らす流れ(笑)
GM : ダリア先生、小さくなってないです。そして、ゴーシュの指先が、偶然にも玄関のチャイムにふれます。
ダリア : まさに(笑)
エリカ : 「……?」
マール : 「ばっか、何やってるし?」
GM : そして軽やかなベルの音と共に、皆さまの視界は一斉にホワイトアウトします。
ゴーシュ : 「おう?」
エリカ : 「……!?」
ダリア : あう、その前にアシュレイちゃんがどこにいるかだけ記憶したいです!
GM : もうむーりー(笑)
ダリア : うわぁん、まさかこんな急展開になるだなんてぇ!(笑)
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