第Ⅱ話 :報告

「DNAを保管する以外にもこの石摩擦すれば電気が発生します」



「なんだと、その石は何処から採ってきた」



「それは、不明です。」



「なっ!!」



「この石を採ってきた者はもうこの世界にはもう....」



「チッおい、そこのN」



「は、はい」


いきなり呼ばれて少し驚いてしまった。


Nと言うのは簡単にいえば雑用係の名称だ、この施設で人はランク付けされていて極一部の人間が名前を持つことを許されている。



俺は科学者と言うにはあまりにも馬鹿過ぎるだからこそこNot a scientistの頭文字のNが付けられた




「このことをあの方達に報告をしに行け」



「はい、わかりました」



報告するのはいいがあの方達は少し苦手だ。なんて少し憂鬱な気分になりながら、広い通路を右に行き少し歩き目的のあの方達がいる玉座についた、俺は現状をすべて話した。



「なるほど、その石俺たちの計画に使ってみようぜハイン」


「ああ、たしかに使えそうだな」



彼らはその中性的で幼い容姿からは考えられないほどの知識をもっている故に彼らはこの研究所のトップだ


毎度のことだがこの異様な雰囲気はなれない



「計画ですか?」




「そうだ俺たちの、ハインとハイムの夢を叶えるための計画だ」




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