第3話 囚われから解放する

『カゴの中の鳥は翔ぶ事が異常と考える』

今ある環境の中で幸せに暮らす、という事はとても大切なものだ。

しかし、カゴから抜け出せるとしたら。抜け出しているとしたら。

翔んでいいのではないか。いや、翔びたいのではないだろうか。

本能的に心地良いと思うものをやる事が幸せなのではないか。

理性や常識、法律というカゴに囚われてきたものが、自由に翔べるように

なったら・・翔びたいのではないか。

もちろん、最初は翔ぶ事に違和感、恐怖を感じるであろう。

しかし、翔んでみればわかる。

『ああ、これだ。これが本当の姿だったんだ』

そんな感動の嵐が吹き荒れる事を想像してしまう。輝かしい未来のスタートである。

カゴの中の鳥は解放された。捉えるためのかごは取り払われた。

後は、どうやって翔ぶか。どうやって一歩踏み出すかである。

今ある常識、一度考え治してみないか。

あたり前にやってる事でやりたくない事。やらなかったらどうなるのか。

実験してみてはいかがだろうか。

自分で体験した事がすべての世界を創る。

あると思っていたカゴは、今はもう取り払われたのである。


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