第10話 警察
二日半寝られずに、また薬を1シートOD(overdose)して起きた朝、母の介助が邪魔で爪先を階段でぶつけて発狂して怒り声を上げて起きた。それから瞬く間に時間が過ぎて、この時間だ。もう就寝の時間。でも、今日は良い発見が有った。
テザリング機能についてはまだ判らないのだが、Bluetooth機能を使えばWi-Fi代を節約出来る。今日も夕日を撮りに行ったのだが、公園で元同僚と鉢合わせ、警察に職務質問されて居た。
私も昔あったなぁと、人を殺したいと警察に通報して大勢の警官に囲まれた事も、若者の飲酒運転の集団と小競り合いになって囲まれた事も、外人と喧嘩してその後(あと)別件で車を蹴り飛ばし、警察に勾留された事も有った。因(ちな)みに外人が日本で遊んでるのが許せなかったのと、車を蹴ってしまったのは子供を轢きそうな運転をしてたのを庇うように歩いたら、クラクションを鳴らされた事に激怒して蹴ったぐって車のナンバーを叫んでやったんだ、そしたら器物損壊で捕まったのは私だ。
母が面会に来て父が示談金を支払ってくれてことなきを得たが、それから私は両親を尊敬するようになったと思う。弁護士との接見も、弁護士の候補生の勉強してる学生とも接見して、世の中ってこうなってんだなと、改めて思い知ったのである。
逆に死にたいと警察に電話した事もある。自殺相談ダイヤルは基本繋がらない事が多い、自動音声や、待ち人数のカウント、普通の企業窓口がしてる作業を公務も導入するべきだと思う。だから警察に電話して
「でも、死にたいって電話して来てるって事はまだ生きたいんだよね。」
と慰められた事もある。
お金を拾って警察に届け出てそれが自分のお金になった事もあるし、大事なギャルソンの財布を失くして、慌てて相談したら届いててさすが、シャネル・川久保と思ったもんだ。信じてればきっと大丈夫、そんな安心感を与えてくれるリーダーと言う意味合いでシャネル・川久保と言ってしまいました。
警察官になりたくて願書を書いた事まで有ります。熱でふらふらになって、会場の場所の下見だけで受験を断念しました。公務員の年齢制限とかって緩和したら良いと思う、世の中の為に成りたいと言う志しに目覚めたなら勉強も資格取得も門戸が開かれる世の中の方が良いと思うんだ。実際の世の中もそうなってる部分も多くて私が世間知らずなだけかもしれないが、功労する勇気を絶やさない世の中になって欲しい。
就職もしたいけど、やっぱり公務員って固定給を人の為に尽くす事で貰う、一番、幸福感の高い仕事のはずじゃないですか。だから色々な条件が付くんでしょうけど、上手くスパイラルして広げられないかなぁって個人的には思うのですよ。
寝覚めが最悪だった癖に、収穫の多い一日でした。お休みなさい。
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