第13話 セッ○ス・ピストルッてオモチャ
僕もユリアからエロトリガーを奪い返そうと懸命だ。
「あァ……、これがアキラ君の言ってた。
セッ○ス・ピストルッてオモチャなの」
しかしユリアは完全にオモチャだと思っているようだ。
「違うよ。セッ○ス・ピストルッて、そりゃ、どっかのパンクバンドだろう!!
いいからソレを返せよ」
エロトリガーを取り返そうと、もみ合いになった。
だが、ユリアも手にしたまま返そうとしない。
「わかったわ。これを撃つと女の子がエロくなって、童貞ボーイを誘うッてヤツでしょ」
ユリアはケラケラ笑って愉しそうだ。
「違うッて。そんなワケないだろ!!」
だが、奪い返そうとした瞬間、エロトリガーの引き金に指が触れたのか。
『パァーン💕✨🔫✨』
破裂音がして二人の間で、エロトリガーが暴発した。
「キャァァーーッ……😫💦」
「わァァーー……😖💦」
二人同時に悲鳴を上げた。
一瞬でピンクの霧状のガスが部屋じゅうに広がっていく。
「うゥ……」
痺れるほど濃厚で甘美な匂いが僕の鼻孔を刺激した。
「なに、これェ……😳✨」
ユリアもビックリして目を丸くした。
☆゚.*・。゚☆゚.*・。゚☆゚.*・。゚☆゚.*・。゚☆゚.*・。゚☆゚
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます