第12話 大人のオモチャなの
しかも尻に差し込んだエロトリガーに二人の体重が掛かるので、かなり違和感がある。
なんとか背中を反らし、ブリッジをして腰を浮かせようとした。
だが、そうすると下から腰を突き上げるような
当然、ユリアの下半身に股間を押しつける感じだ。
「もうエッチねェ……。
ポチのクセして!!」
美少女に誤解されても仕方がない。
「いやいや、違うンだよ。尻の下に……」
だが、【エロトリガー】のことをバラすワケにはいかない。
「ン、お尻の下に何があるのよ!!」
何かを察知したのか、ユリアは僕の尻の下を探った。
「ちょっと、やめろよ」尻を触られてくすぐったい。
「なに、この硬いの」
ユリアはエロトリガーを引っ張り出した。
「いやいやァ……、それは違うンだ。
ただのオモチャだよ」
誤魔化すのに必死だ。
「え、これが大人のオモチャなの」
「違うッて、アキラから預かっただけで。
返してくれよ」
僕もユリアから奪い返そうと懸命だ。
☆゚.*・。゚☆゚.*・。゚☆゚.*・。゚☆゚.*・。゚☆゚.*・。゚☆゚
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます