成長してます。結構わかってきましたこの世界。
あれから三年たったよ。不思議なことに言葉に文字が読めます。文字を見ると日本語に変換されると言うご都合のいいことになってる。
「タクト様朝食の時間です。さぁこちらに」
あれから、まどかは俺の世話をしてくれている。
「はい、タイト様どうぞ」
すっと、流れるように当たり前のようにブラウスのボタンをはずし・・・胸を出してくる。
「ねぇ、まどかもうそれ辞めないかな。もう赤ちゃんじゃないし乳離れはもう終わってると思うのだけど・・・」
小首をかしげて、まどかに懇願する。いや、嫌いじゃないよこんなに、良い形のお胸様はそうそうないし・・・でも、流石に世間体が・・・。
「いいえ、ダメです」
「なんで、もう三歳だよ。恥ずかしいよ。多分みんなしてないよ」
「いいえ、ダメです」
「だめ?」
「めっです」
『めっ』頂きました。
「はい、じゃぁ抱っこしてください。届かないから」
男はあきらめが肝心さすがに、飽きてくれるだろういずれ。では早速。『カプッペロペロ・・・ん~コロコロ‥』
ありとありゆる前世で鍛えた技を披露する。
「んんっ、あぁ、はぁ~」
まどかは、熱い吐息をもらす・・・いやぁ後あと12年歳とっていたら、そのままベットインですわ。
「まどか、苦しいの?やめるよ」
ぱっと辞める。早く大きくなりたいなぁ。
「えっ?もうですか?もうすこ「おなかペコペコだよぉ」言葉をかぶせて終わらせる。
「かしこまりました」
残念そうに、朝食の用意してあるテーブルの椅子に座りパンをかじる。
流石に三年もこっちに居たら、どんな世界か分かってくる。文明は、ほぼ前世同等かそれ以上なぜそれ以上なのか、異世界特有の魔法が有るみたいだ。
むかしむかぁし、滅びの女神リィサがこの星を一度破壊し、愛と再生の女神コトハが地に植物を再生させ、異世界より生物を召喚し戦わせ生き残った者をこの星の主権を持たせた。らしい。
簡単に説明するとそんな感じだ。どこまで正解か分からないけど、わざわざ破壊しなくていいよね?先住民でもいたのかな?それに、戦わせなくてもいいよね?強い物しか愛せないの?こわいわ~あんなにおとなしそうだったのに・・・そういう人が怖いんだよね。おとなしい人に限って腹に一物持ってるみたいな。
それにしても、魔法とかすごいな科学とまじゅじゅじゅ・・・うぅん!!
もっと昔は、すごい魔法や魔術をみんな使えたらしいけど転生者や転移者たちが、科学を持ち込み食文化などの技術を発展しすぎたら魔力が減ってきて魔道具が発展し、そこから加速し簡単な魔法も触媒なしでは使えないらしい。
そこで、戦闘などはファンタジーらしかなる。剣と魔法から銃など戦闘機など基本地球と変わらないみたいだ。だが、そこはファンタジーきちんとモンスターも居る。
モンスターが生存しているのは、魔大陸と言われる場所だった。こんなに発展しても開拓できないのは、銃や戦闘マシンが通用しにくい、下級なモンスター代表的なゴブリンや一角ウサギには効果的ただホブゴブリンなど少し進化したものには通用しにくい。
そこで、出番なのが剣魔法が使える。東条院家の者たち、そこでまだ魔法が使えるのかって?それは・・・わかりません。ごめんなさい。
魔法など、戦闘にたける者たちはこの国では【東条院】と【北神家《ほくしん
》】と【南部家】の分家たち。
何故重宝されてるかというのか確かに抜群な知能と才能がこの国をまわしている。もうすごいね。
それに、燃料は化石燃料はあまり使ってない。主な燃料は魔石!魔石を手に入れるには魔大陸に行かなければならない・・・でも、普通の武器は効かないたとえ核兵器でさえも、どうしても魔力を通した武器が必要になるし魔法が使えないといけない。魔法を使うには潜在的に魔力が必要、すなわち御三家関係者しかいないし権利が主だ。
______
「では、タイト様お勉強の時間です」
俺の家庭教師【東堂クロエ】まどかの妹で、教育ママみたいな眼鏡をかけている。その日の気分で、メガネのデザインが違うほど【眼鏡マニア】だ。
見た目は、背が高く巨乳だ姉妹はよく似るんだね。
「はい先生、今日もよろしくお願いします」
深と頭を下げる。
「はい、今日は魔術をつかえるかを検査します。以前も話しましたが大昔は詠唱を唱え発動してましたが今は魔道具を使いますが、魔力がないと使えません、では子の球体に手を置いてください」
そこには、水晶みたいな球体とパソコンが繋がっている。球体に手を置くと・・・なんと!!
「反応ありませんね・・・」
そう、ラノベ主人公なら、ビガ!!と光!球体がバッコーーーンと壊れるんじゃないかな!ね?ネ~~~~~~!!!!
「僕には才能が無いんだ・・・(しょんぼり)」
「大丈夫です。私がついております。必ず私が何とかして見せます」
むぎゅっと抱き寄せられる。うん、心地よし。
「じゃぁ、もう教えることは、ほぼありませんね・・・残念なことに、そういえば私貴重な古代文字が書いてある本を仕入れたので一緒に研究しましょう」
俺を膝に乗せ本を開く。真剣な顔で『あ~でもない・・・こ~でもない』とぶつぶつ言っている。
どれどれ、本を覗くと・・・
『今日も、上司に怒られた・・・・』
あれ?
『今日は、下街に女を買いに行った・・・』
もしかして・・・
『今日彼女に、風俗行ったことがばれて木刀で尻たたき・・・イィ・・』
これ日記じゃん!!
「タイト様お暇ですよね。いまから、お茶の準備しますね」
俺を、膝から降ろそうとしたときに。
「この本は、もしかして日記じゃないかな?」
ぽろっと、言ってしまった。もしかしてこれが伝説の。
『あれ?僕なんかしちゃいました?』無自覚テンプレ!!
「タイト様!もしかして読めますの?少し読んで見てください!!」
急接近で、顔を寄せてくる。いい香りだな・・・おれ息臭くないよね?
読んで聞かせたら、残念な顔をしてた・・・そりゃそうだよね。日記だもん。
その後、一段と顔を輝かせた。
「これが読めると言うと事は・・・古代語が分かると事ですよね。よろしければ解読にご協力していただけませんか?無理強いはしません、本来は仕ええる者として言える立場ではないのですが・・・」
俺を椅子に座りなおさせ。膝を付いて懇願してくる。
「いいけど、お父様がいいと言うなら協力するよ、でもわかる範囲だよ。これでも三歳だしたまたまかもだし・・・」
女神たちにもらったスキルみたいなものだし皆に役に立つならいいよね。
「申し訳ありません。今から旦那様に掛け合ってい見ます」
「でも、お父様はお仕事中では?」
「そんな些細な事は関係ありません。行ってまいります。まどか姉さま行ってまいります」
スカートをめくりあげて、思いっきり屋敷に走っていく・・・。電話でよくね?
「あらあら、これでタイト様と離れる時間が増えそうです。今のうちにタイトエネルギーを・・・」
そのまま抱っこされる・・・夜一緒に寝てるからそこまでは慣れてないよね?少しは暇つぶしが出来そうだ。三歳児の体って不便だから早く大きくなりたいなぁ。
そのあと、顔色を変えたお父様とクロエたちが走ってきた後、東条院家は大いに発展したのであった。
古代魔法の独占し一気に御三家のトップに立つのであった。
_____
「ふぅ、今日も疲れたな。体が若いと覚えも早くて助かるなぁ」
トイレの帰り道に、いきなり後頭部に衝撃がはしる。
「いたぁ~い」
痛くないけど・・・あら、お姉さま。
「あんた調子乗りすぎよ!私が拾ってあげたんだから!下向いて歩けばいいのよ!!」
おろ、お怒りのご様子・・・確かに、大好きなお父様独占してるもんな、ごめんよ。でもね、お姉さまも大好きだよ。
美麗お姉さまは、身体強化など無意識で発動するため、取っ手やドアノブを無意識に壊すためメイドが付きっ切りのはずなんだけどな。普通なら死んでるよこの強さは。
「美麗お姉さま、痛いです」
「痛いですって!少し叩いただけじゃない!それとも、蹴りが良かったの!」
そりゃ理不尽ですぜ。前世では三児の父&孫たちの面倒も見てきたせいか可愛く感じてしまう。
「いやいや、そんなことしなくても僕は、美麗お姉さまを大事に思ってますよ。どうですか、今からお茶でも?」
「フン、こんな夜に飲まないわ!お前が飲んでおしっこ漏らせばいいんだわ!」
叫んだあと自室に戻る。美麗お姉さま・・・ふふっ可愛い娘だ。
「さて、僕も寝るか」
そのまま自室に戻ると、なぜかクロエが居た。
「今日は、私とお休みしましょう・・・」
その横には、本がどっさりあった。
「もう疲れたよ。本は明日ね、てか解読書作るから待っていて」
そのまま布団に入ると・・・柔い物体が・・・
「まどか姉さまが、タイト様は胸が好きだと・・・言ったので・・・」
顔を赤らめて言ってくる。
「勘違いしてるみたいだけど、好きだけどそこ迄求めてないから!おやすみ!」
そのまま、目をつむると。しくしくと聞こえてくる。
「このまま何もされないなんて・・・魅力ないんだわ、このまま結婚もせず老いていくんだわ」
ムムムッわざとらしいんだよ!と思いながらクロエに抱き着き。
「ギュッとして寝ていい?」
甘えて見せたら、安心したのかクロエは眠ったみたいだ。
まったくどんな三歳児だよ。この俺は・・・。そのまま俺も眠りについた。
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