なかなか認めてもらえないから泣きそうです。
『バキッ!』
皆さんお久しぶりです。タイトです。毎朝恒例の、お姉さまの挨拶の後頭部ぶったたき!大概死にます!いえ!脳細胞が死滅してパンチドランカーになっちゃうよ!これ俺じゃなきゃ死んでますよ!
「おねぇさま、朝からひっぱたくのはご勘弁していただきたいのですが・・・さすがに死にます」
「死んでよ。拾ってやった恩を仇で返す愚かなペットは要らないわ。パパのご機嫌ばっかりとって気持ち悪い」
そのまま去っていく。あれから、歳月もたち俺は五歳になった。その間にこの体の使い方を訓練した。その結果、普通の人間以上の運動神経を養い魔力もないので他の方法を探していたら偶然にも・・・そう偶然にも電気ウナギのように体から電気を発生できるようになった。
ファンタジーってすごいね!それによって、探知や鉄など金属を使ったレールガンや砂鉄を使ったブレード等できる。秘密だけどね。
まどか達からの教育は、ほどほど出来る程度にしている。まぁ解読の仕事はいまだ大変だけどね・・・。
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美麗お姉さまが、学校に行った後お父様の仕事を手伝いつつ転生させてくれた女神たちの仕事、転生者たちの情報を探すがはっきり言って存在していない。
東条院家など御三家が大昔二大女神が召喚や転生者たちの子孫らしいのは分かったが女神サイドなのでもちろん敵ではないしうれしい限りだよ。
「タイトよ、美麗との関係はどうだ?」
心配げに聞いてくる。
「お父様・・・相変わらずです。仕方ないです所詮捨て子でしたし、ずっとお父様と一緒なのですからヤキモチを焼くのも当然かもと・・・怒らないでやってください。いずれ何とかして見せます…たぶん」
「そうだな、私も仕事ばかりであの子にかまってやれていない。こんな時に妻がいればな」
奥さんか、会ったことないな。どんな人なんだろう?
「今度家族水入らずで旅行に行こうか?最近忙しすぎて・・・・いや、タイトのせいでは無いからな。この研究のおかげで、いま暗黒世界で死亡するものも減っているし開拓も進みそうだ。そうだ!来週温泉に行こうか!みんなで、混浴でもしよう裸の付き合いと言う奴だな」
それは・・・だめな奴だな。
「混浴はダメですよ。美麗お姉さまも年頃ですし男と入るのは抵抗あるはずです。そうだ!お姉さまと二人で旅行もいいですよね。僕お留守番しておきます」
これで、二人が幸せなら俺はそれでいい。
「だめだ、これはいい機会だ。三人でとはいかないが計画しておく期待しておけ」
そうやって、一週間が過ぎ温泉に行くことになった。
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