死者と対話できるのは…

…なんてタイトルを書けば、完全にホラーですが、これは私の夢の中での話で、前回エッセイの続きとなります。

よろしければお付き合い下さい。


さて、これですが、前回の記事の内容項目を経て、現在進行形で続いているのがこれです。

夢の中での死者との対話です。


とはいえ、そう書いても具体的にはどんなものか、ピンと来ない方もおられると思いますので、説明させて頂きますと、要するにうちの先祖様の霊が出てきて、家や身内に関わること、あるいは稀にですが、先のことについても少し、予言まがいに教えてくれるというものです。


事前に断っておきますが、これは自分で見ようと意図して見られるものではなくて、むしろ相手が勝手に…

いやいや、暗示してくれるもの?に近いですね。


これで、特に分かりやすいのは父方の伯父で、この伯父は漢字の通り、父の兄にあたり、生きていればもう80歳ほど。亡くなったのは、60年近く前です。

20歳の若さで、交通事故で亡くなっています。


そしてこの2人の妹にあたるのが、私が父方で、最も懇意にしている叔母(今年74歳)なのですが、その叔母のことは、伯父も可愛がっていたのか、はたまた心配なのか、その叔母のことに関してだけでも、私の夢を通して、予言まがいの忠告を、今まで3件ほどくれたのです。


そして、それがことごとく的中するという圧巻のスピリチュアル。

びっくりです。おかげで私は身内より、霊界通信機の扱いを食らってます。


まず、伯父が夢に出てきて、その叔母に、充分気を付けて欲しいと伝えて欲しいらしく、私はすぐにそれを伝えたのですが、こちらも具体的に何が、といった感じだったので、その時は話を心に留めて欲しいとしか表現しようがなかったのですが…


それから2~3日ほどして、叔母が交通事故に遭いました。

相手側に非がある、いわゆる貰い事故です。

しかし、それを暗示してくれたらしい伯父の死因。

先に書きましたが『交通事故』です。

…何となく言わなかったというか、言いづらかった理由が分かったような気がしますね。


その後も伯父は、夢に時々出てきて、ある時などは、間をおいて2度ほど、身体に気を付けて欲しいと伝えて欲しいと。

で、これもさすがにすぐには意味が分からず、しかしそれでも、その都度、叔母に電話という形で伝えたのですが、何故か本当にそのたびに、


『そういえば昨日、病院に行ったら、内臓の検査をした方がいいと勧められたんだよね』

↑勿論この話、私は聞いていません。


『え、何で(分かったの、という疑問符)? 今朝から右耳の下のリンパ腺が腫れて、痛くてしょうがないんだ』


…と。

こんな感じで本当に、忠告まがいの予言みたいなことを教えてくれるのです。


ちなみにそれ以降、一度、父親に近い故人(兄や妹、弟、両親)が、何故か4日ほど、入れ替わり立ち替わりで私の夢に出てきたことがありまして、これはさすがに人数的にも日数的にも…と思って、仏壇の前で、『何か言いたいことがあるのは分かるけれど、具体的に教えてくれないと分かりません』と、朝、話して仕事に行ったのですが。


そのお昼、休憩中に、母親からのメールを見て吹きました。


『お父さんが肺炎で入院が決まりました』


…いや、吹いてる場合じゃないのは分かります。

しかし今度は、あまりにも分かり易すぎでは…?


道理で父親に近い人ばかりが出てくるわけですよ。

まして、それまで1度も夢には出てこなかった、父親の父親、つまり私の祖父まで出てきた時には、勢揃いなだけに何かはあるな、とは思っていたんですが…


スピリチュアル半端ない気がします。

我ながら『何これ』状態です…


ただ、私の場合はいわゆる『受信機』みたいなものでして、聞いてそれを生者に伝えることは出来ても、先にも書きましたが、故人と意図した話は出来ませんし、何しろ出てくる故人もランダムですから、必ずこの人と、といった、狙った人と話すことも出来ません。


ただ、そういう意味では、事前に分かれば心構えがそれなりにでもできる分、助かりますし、亡くなった友人が東日本大震災の、ちょうどその日に夢に出てきてくれた時には、これは何かあるな、と警戒し、事前に、いつも下ろさないような金額をATMで下ろしたりしていた…矢先に未曾有の災害でしたから、あの時は本当に助かったと思っています。

周りの故人の方には感謝しきり…


だからこそ今時、珍しいと言われようとも、私はお盆や彼岸のみならず、その人たちの祥月命日にも、お墓に足を運んでいます。

周りに何を言われようが気にしません。それ程に私は、上記のことを踏まえても、先祖様や友人には恩や感謝しかありませんし。


…ちょっと宗教的な話のようになってしまいましたが、これでもし不快感を覚えてしまった方がいれば、お詫び致します。


次は、今、この地に住んでいる私が思う、現実問題を私なりに書いてみる所存です。

…そう、福島県の原発についての所見です。



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