昔のハナシ~↑

ボクとは何か??ボクはボクだよ知ってるヨネ。人参人参。オレンジ人参。うひょー!おいしいよね。元気、最近元気元気?お空から降ってきた元気天気。きみにあげよう元気天気。最高だぜぇ↑そうだろう?グラッセもいいけどね。サラダもいいと思うのよ。お空にはピカピカお月さまがあって、その公転にボクたちは目を回します。事態は好転。何もかも後天的か否か。ボクにはそんなことも全然分からない世の中の真理があります。Furuike があると飛び込みたいなヒキガエル。下戸下戸ヒキガエル。きみはざるだったっけですか。



 また送られてきた。獄中の友人、大宮たけるからの手紙だ。彼は獄中の友人だけれど別に僕は捕まっていない。取材で刑務所を訪れたときに友達になったのだ。この癖のある文体は彼独特のものだが別に気が触れているとかではない。彼はこういう書き方をいつもするのだ。僕に送るときだけ。しゃべるときは普通だし、彼は模範囚だという噂も取材前に聞いたことがある。彼自身に確認はしていないけれど。



ボクたちの目の前には一つ問題が重要なものです。解決しようかと思っていたらきみがいつの間にか解決の達人なのはボクも知っています。それは昔のことだった。苔むした ishidan に座る二人の神。片方は寝床の神でもう片方は洗濯板の神。二人はしりとりをしながら世界を見つめていた。うひょー↑さっさとこの世界からお暇したいね。そんなこと言わないで差し上げてよ。だってさ。この続きは誰も知らないけどボクには分かります。何が問題でそうでないのか。分かります。世界にはこの世界にはボクの知らないことが星の数ほどあります。お空お空きれいなお空とお月さま。中心にあるのはお星さま。キラキラキラキラお星さま。あれがボクできみは太陽。洗濯板が笑って寝床が寝床の神がそれを見ている昔の話でした。いまペンを投げ出したくなってペン先は喉のように乾いています。ボクは渇望します。きみをきみを渇望します。いま目の前には問題ではなく男の人が倒れている。



 大宮の書き方は不思議だけどボクも段々慣れてきた。だてに数年間手紙をもらい続けてはいない。



倒れているその顔には見覚えがあると思いますボクは熱烈に。少し後ずさりをしましたがすぐさまうおおぉおぉと言って声を上げました。その男の nakama がやってきてボクを殴りつけました。男が倒れている理由はボクには分かりませんでしたなのに、男がボクを殴った理由には見当がつく。勘違いされているんだボクは多分。ただ、倒れている男は人参~↑を咥えていてボクにはきれいなお星さまは874個ある。数えたから絶対にその数字は合っています。でも合っているのはその部分だけです。ボクは早く会いたいです。サヨウナラ

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る