房総の山と山菜
深山涼水
第1話30年程前の話
私は酒田市から千葉に移住し半世紀を超えたが、山形とは気候も違うので自然の山菜は全く違うため、無いのは当然と思って居た。
ところが当時津軽三味線の師匠に、高校の同級生だと紹介されたS君。
彼はゴルフが上手く、千葉のゴルフ場に年中行って居たが、ある時ボールを谷に打ってしまいボールを探している時に、特徴のある一枚の葉っぱを見つけたのだ。
S君は秋田で30歳過ぎまで土建業を経営していたが、どう言う訳か同級生の師匠を頼って千葉に来たのである。
多分田舎でも山菜を採る名人だったんだろうと私は思った。
ゴルフ場で見つけた小さな葉から、よく探したら食べれるほど生息している場所が有ると踏んだ値が名人であると思ったものだ。
さすがに名人の考え道理に数カ所の生息場所を探し当て、私も運転手としてお付き合いしたものです。
場所は大多喜譲周辺や、養老渓谷にとどまらず、房総の山全域に及ぶが、この山菜の王様と呼ばれる山菜については次回のお楽しみとします。
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