第20話 依頼
某王国領内の酒場にて~
何?追加の注文ならしたばかりなんだけど。…あれ、給仕じゃなかったんだね。あたしに何か用?
-
…依頼?街道を荒らしてる
-
…へぇ。どこも似たような事はしてるんだね。じゃあ、報酬の方は?
-
…まぁ妥当ね。でも、本当にいいの?確かに騎士団みたいに、面倒な手続きや無いはずの手数料を払うことはないけど、
-
…決まりね。街道を荒らす
-
…何?って、その証拠よ。或いは、街道を荒らしてた
-
大した事情はないわ。ここに来る途中で絡まれたから、返り討ちにしてやったのよ。かなり街道を荒らしてたみたいだから、賞金でも懸かってないかと思ったんだけど、案の定だったみたいだね。
-
…あら?依頼後の討伐しか受け付けないなんて、言ってなかったわよね。ならやることはただひとつ。
記憶にないは、通用しないよ。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます