03 崩壊・夏世界



 異常気象 世界が狂っていくさまを見て

 笑い声をあげる こんなはずじゃなかった


 夕焼け綺麗 何にもない平らだから

 光遮るものなくなって


 人を救うもの 考えてみた


 見つからないな 分からないな


 なら いっそ全部なくなってしまえ


 きっとその後の世界は素晴らしいはずだから

 鳥がのんきに窓の外を飛んでた

 それすらも 邪魔くさくて


 異常気象 世界が歪んでいくよ

 泣き声をあげる こんなの望んでいなかったって




「ストーリー」


 魔女を守って人間が死んだ。

 かばわれた魔女はその事実を目にして、心を砕いた。


 太陽達は甘かった。

 非情になれなかった。


 だからその異端の魔女へ手を伸ばした。


 目指すのは、魔女と共に在れる世界。


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る