02 夏の少女



 夏の空の下で 君を待つ

 なんて間抜けだろう もう半日経ったよ


 馬鹿だねと太陽が笑ってる

 とんだ間抜けだと 僕も思う


 揺れた風 間を駆けていく 花野原いたずらっぽく笑う

 その表情に 見せられたんだ


 会いたいなんて言ったら 駄目かな

 諦めたい 諦められない 気持ちが相反してる


 何度でも 確かめて考えた

 この感情 熱量 どっちに向かってる


 揺れた風 間を駆けていく 草野原楽しそうに笑う

 視線外せない その表情に魅入られたんだ




「ストーリー」


 夏が終わらない町に向かった太陽達は、人間に恋をした魔女と出会う。

 愛以外に望まない魔女。

 しかし、人間から愛は返ってこない。

 平和な町で、愛に渇望する魔女は狂っていった。


  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る